実録・仁義なき(夫婦の)戦い
ふとしたご縁で、
元ヤクザ・・・の親分さんと
その姐御さんとお近づきになって数年になる。
初めのうちこそ
何か粗相があったら、チャカで殺られるかもっ!
と、
小市民であるアタシはビビっていたのであるが、
最近では、
「固めの杯」こそ交わしてはいないものの、
「黒豆ココア」を一緒に飲む仲ぐらいには
なっているのである。
さて、先日のことである。
チョイとしたヤボ用で「親分宅」を訪問したアタシ。
いつも通り柴犬の「さくら」が出迎えてくれ、
熱烈歓迎の儀式が始まる。
↑
尻尾をビュンビュン振り回して顔をベロンベロン舐める。
黒ラブの「ゴン」もアタシを見つけ
柵の中から歓迎の意を示している。
まぁ、大きな声じゃあ言えねぇが、
アタシは親分の飼い犬を手なずけて
○○を企んでいるのだ。
↑
ココに適当な語句を入れよ。(10P)
・・・イヤ、それはウソだ。
今の発言は、ナシにしてもらいたい。
こんなおちゃらけたブログが親びんの目に触れたら
アタシは間違いなく殺られる。
今の発言はナシだ!
・・・さて、
歓迎の儀式を滞りなく終えたアタシは、
早速居間へとお邪魔する。
すると親分が、
「POKIさんは、マサムネを見たことがあるかね?」
と、眼光スルドク聞いてきた。
はて?マサムネ・・・マサムネ・・・
あっ!![]()
「お酒」かっ!
・・・イヤ、違う。それは「菊正宗」か・・・
マサムネの正体がわからないアタシが、
「はい」とも「いいえ」ともとれるような曖昧な薄ら笑いを浮かべていると、
「POKIさん、マサムネを見せてあげよう。」
と、親分が細長ぁ~い包みを取り出した。
中から出てきたのは、
「初めて見ました。へぇ~・・・」
モノホンの刀など見たことのないアタシは、
しげしげと「正宗」を見つめる。
と、親分。
「POKIさん、持ってみられ。」
「あ、は、ハイ。へぇ~重いですね。」
コワゴワと刀を持つアタシ。
「コレでワシを刺したらおえんで。
まあ、この刀じゃあ人は斬れんけどな。」
って!
刺すわけないんですけどぉ!
アタシだってそこまで「命知らず」じゃねぇ!
と、ここから、親分の「刀談義」が始まった。
「正宗は、どぉ~ちゃら、こぉ~ちゃら
・・・ペラペラペラペラペラペラ・・・」
いつまで続くんスかね???
するとそれまで黙って聞いていた姐御が、
「もうエエ!アンタの刀談義はっ!
POKIさんは、アンタの話を聞きに来たんじゃんねんじゃ!
アタシに用があって来とんじゃ!」
と、ブチかました!
「うるせぇ!黙っとれ!
ワシはPOKIさんに刀を見せてあげよんじゃ!」
親分も負けじと言い返す。
「刀やこー、アンタ一人で勝手に見ときゃ~えんじゃっ!」
ち、ちょっと!
止めてもらえませんかね?
刀を間に置いての夫婦喧嘩は。
アタシ、怖いんですけど。
血ナマグサイ事になったりしませんかね?
・・・生きた心地のしないままに数分が経過した・・・
親分はまだ何か言いたげであったが、
アタシは姐御との用事で別室に案内され
何とかその場を逃れたのである。
危うく仁義なき夫婦の戦いに巻き込まれそうになったアタシ。
しかし、
初めて見た「正宗」ってヤツは、
あまりにもピカピカに輝いていたので、
何だか、「ウソくせぇ」感じがした。
オモチャじゃねんか?
こんなんで人が斬れるんか???・・・みたいな。
アタシはもっと、
「人の生き血を吸って鈍く光る」
・・・みたいな妖刀、想像してたんスけどね。
↑
とりあえず、ポチってしてみますか?
いや?いやならいいですケド、出来れば。
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