おせっかいなオンナ
自分でも時々イヤになるのだが、
アタシは「お節介なオンナ」である。
別に頼まれてもいないのに、
「いらんコトしい」のオンナである。
そんなコトをして、
ナニが嬉しいのか???
と、問われれば、
ただ単に、
人の喜ぶカオが見たいだけなのだ。
もしかしてそれは、
ただの「自己満足」で、
時には、
「余計なお世話」であったり、
「有難メイワク」であるかもしれない。
しかし、
それでもやらずにはいられない。
それが、
「お節介オンナ」の「お節介」たる所以なのである。
そんな「お節介オンナ」は、
モンキー長男の「DVD」を作ったコトに味を占め、
友人のNさんの娘さんが、
千葉の専門学校に行くというので、
その娘さんのDVDまで作ってしまった。
しかも、
そのDVDを作るために、
娘さんの写真まで借りる。
・・・というずうずうしさである。
そして出来上がったDVDを、
さるトコロでお披露目する機会があり、
とても好評を博したのである。
知人のMさんは、
DVDを見ていないGさんに、
「POKIさんがNさんの娘さんのDVDを作ったのよ。
BGMにアノ人の曲を使って!
ホラ、アノ人よ!アノ人!
名前が出てこんのんじゃけど、アノ人!
一人で唄うアノ人よ!!!」
などと、
「アノ人」を連発し、
「一人で唄うあの人」て、
そんなん、ぎょぉ~さんおるがな!
と、ツッコミたくなるような、
全く要領を得ない説明をしたらしく、
後日、そのDVDを見たGさんが、
「あぁ、Mさんの言うとったアノ人って、
小田和正のことじゃったんじゃな。」
と、胸のつかえが取れたように言ったのであった。
余談になるが、
このMさんと言う人は、
「アレ・ソレ・ドレ」を連発する人で、
この人と話していると、
いつも「クイズ番組」のようになる。
そんな、
「クイズ出題オンナ」のMさんは、
めがねざる宅の隣人であり、
認知症のお母様の介護をされているのだが、
いつも太陽のように明るいステキな方である。
また、
このDVDを見たM婦人(Mさんとは別人)は、
「エエのが出来たなぁ~!
アタシも作ってもらおうかな?
お葬式で流してもらうヤツを!」
などと言い出し、
そりゃまぁ、
M婦人のこれからのセレモニーといえば、
もう葬式ぐらいしかないだろうけどよぉ、
いつもパワフルなM婦人は、
殺したって死にそうにないオンナである。
ちなみにこのM婦人、
税理士事務所の奥様であり、
モチカネなのだが気取ったトコロが一つもなく、
この方を見ているととても元気になる。
さて、
そんな「お節介オンナ」だが、
モンキー長男のデーブイデーを作る時に、
エンドロールで、
モンキー長男の名前をカッコつけて英語で書こうとし、
スペルがワカラナイというアホアホぶりが露呈した。
果たして「U」がいるのか?
いらないのか???
で相当悩み、
めがねざるに聞くも、
「実はアタシも、ようワカランのんよ・・・」
と、姉妹揃ってアホアホなのであった。
苦心して作ったデーブイデーなのに、
スペルを間違えとったら台無しやがな!
とか思いながら、
モンキーに、
「オタクの長男、英語でどう書くん???」
と聞くのもアホ丸出しなので、
確認することもしなかった。
後日、そのコトをモンキーに言うと、
「ごめんよぉ~、紛らわしい名前で。
でも、ヘボン式とかイロイロあるから、
Uがあってもなかってもエエんよ。」
だそうで、
ヘボン式かなんか知らんが、
つまらんコトでアタマを悩ませてしもうたやないかいっ!
まぁ、
なにはともあれ、
一連の「お節介」もなんとか終了し、
お節介オンナは、
新たなお節介のタネを探しつつ、
日々暮らしているワケである。
ところで、
この「お節介オンナ」は、
「いらん世話」をするのは好きだが、
人に命令されて何かをするというのが、
大っ嫌いという、
ヤヤコシイ性格のオンナでもある。
そんなワケで、
本日、デコに高飛車に頼まれたあるコトは、
「出来ません!!!」
と、キッパリとお断り申し上げた。
相手がデコだからそうなってしまうのか、
それはワカラナイけれど、
人にモノを頼むのに、
あんなにエラそうに言われたら、
テコでもやりたくねぇな。
もう少し「可愛げ」があればエエのに。
・・・と、思ってしまうアタシは、
まだまだニンゲンが出来ていないなぁ。
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