カテゴリー「POKIの交友録」の記事

2011年4月13日 (水曜日)

おせっかいなオンナ

自分でも時々イヤになるのだが、

アタシは「お節介なオンナ」である

別に頼まれてもいないのに、

「いらんコトしい」のオンナである。

そんなコトをして、

ナニが嬉しいのか???

と、問われれば、

ただ単に、

人の喜ぶカオが見たいだけなのだ。

もしかしてそれは、

ただの「自己満足」で、

時には、

「余計なお世話」であったり、

「有難メイワク」であるかもしれない。

しかし、

それでもやらずにはいられない。

それが、

「お節介オンナ」の「お節介」たる所以なのである。

そんな「お節介オンナ」は、

モンキー長男の「DVD」を作ったコトに味を占め、

友人のNさんの娘さんが、

千葉の専門学校に行くというので、

その娘さんのDVDまで作ってしまった。

しかも、

そのDVDを作るために、

娘さんの写真まで借りる。

・・・というずうずうしさである。

そして出来上がったDVDを、

さるトコロでお披露目する機会があり、

とても好評を博したのである。

知人のMさんは、

DVDを見ていないGさんに、

「POKIさんがNさんの娘さんのDVDを作ったのよ。

BGMにアノ人の曲を使って!

ホラ、アノ人よ!アノ人!

名前が出てこんのんじゃけど、アノ人!

一人で唄うアノ人よ!!!」

などと、

「アノ人」を連発し、

「一人で唄うあの人」て、

そんなん、ぎょぉ~さんおるがな!

と、ツッコミたくなるような、

全く要領を得ない説明をしたらしく、

後日、そのDVDを見たGさんが、

「あぁ、Mさんの言うとったアノ人って、

小田和正のことじゃったんじゃな。」

と、胸のつかえが取れたように言ったのであった。

余談になるが、

このMさんと言う人は、

「アレ・ソレ・ドレ」を連発する人で、

この人と話していると、

いつも「クイズ番組」のようになる。

そんな、

「クイズ出題オンナ」のMさんは、

めがねざる宅の隣人であり、

認知症のお母様の介護をされているのだが、

いつも太陽のように明るいステキな方である。

また、

このDVDを見たM婦人(Mさんとは別人)は、

「エエのが出来たなぁ~!

アタシも作ってもらおうかな?

お葬式で流してもらうヤツを!

などと言い出し、

そりゃまぁ、

M婦人のこれからのセレモニーといえば、

もう葬式ぐらいしかないだろうけどよぉ、

いつもパワフルなM婦人は、

殺したって死にそうにないオンナである

ちなみにこのM婦人、

税理士事務所の奥様であり、

モチカネなのだが気取ったトコロが一つもなく、

この方を見ているととても元気になる。

さて、

そんな「お節介オンナ」だが、

モンキー長男のデーブイデーを作る時に、

エンドロールで、

モンキー長男の名前をカッコつけて英語で書こうとし、

スペルがワカラナイというアホアホぶりが露呈した。

果たして「U」がいるのか?

いらないのか???

で相当悩み、

めがねざるに聞くも、

「実はアタシも、ようワカランのんよ・・・」

と、姉妹揃ってアホアホなのであった。

苦心して作ったデーブイデーなのに、

スペルを間違えとったら台無しやがな!

とか思いながら、

モンキーに、

「オタクの長男、英語でどう書くん???」

と聞くのもアホ丸出しなので、

確認することもしなかった。

後日、そのコトをモンキーに言うと、

「ごめんよぉ~、紛らわしい名前で。

でも、ヘボン式とかイロイロあるから、

Uがあってもなかってもエエんよ。」

だそうで、

ヘボン式かなんか知らんが、

つまらんコトでアタマを悩ませてしもうたやないかいっ!

まぁ、

なにはともあれ、

一連の「お節介」もなんとか終了し、

お節介オンナは、

新たなお節介のタネを探しつつ、

日々暮らしているワケである。

ところで、

この「お節介オンナ」は、

「いらん世話」をするのは好きだが、

人に命令されて何かをするというのが、

大っ嫌いという、

ヤヤコシイ性格のオンナでもある。

そんなワケで、

本日、デコに高飛車に頼まれたあるコトは、

「出来ません!!!」

と、キッパリとお断り申し上げた。

相手がデコだからそうなってしまうのか、

それはワカラナイけれど、

人にモノを頼むのに、

あんなにエラそうに言われたら、

テコでもやりたくねぇな。

もう少し「可愛げ」があればエエのに。

・・・と、思ってしまうアタシは、

まだまだニンゲンが出来ていないなぁ。

皆様は「押せません!」なんて言わずに押してケロ。
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2010年7月 9日 (金曜日)

実録・大喰らいなオトコと、出来た嫁

今年のお盆に中学の同窓会をやりまっせ!

・・・と、いうご案内ハガキが、

このブログにもちょくちょくコメントをくれる、

オッチョコチョイの「なおさん」から届いたのは6月のある日。

6月末までに出欠の返信をしてね~!

と、書き添えられてあったのだが、

日々の雑事に追われ、

ついつい出しそびれていた。

そんなある日、

「久しぶりにランチでも・・・」とのメールが、なおさんから届いた。

おぉ!こりゃ好都合。

出しそびれていた返信を、

会うついでに渡しちゃえばエエやん。

て、コトで、

岡山市内某所にて、待ち合わせ。

さて、どこでランチする???

という作戦会議のあと、

Img_1574

何年か前に、

「固いプリン」に巡り会えた、あのキャッフェへと。

Image083

日替わりランチ(海老カツ)を頼み、

パクつきながら、とりとめのない話題で盛り上がる。

なおさんとは色恋関係ゼロの間柄なので、

まるで女友達のように遠慮なく何でも言える、

ホントに気を遣わなくて済む関係であるのだ。

美味しいランチを食べ終えたあと、

アタシはアイスコーヒーを頼んだのだが、

なおさんは、

「ピラフ頼んでもエエ?」

と、言い出し、

え?

アンタ、マジでっか???

日替わりランチのご飯大盛りやったのに、

よう、喰うな~!

オマエの胃袋どうなっとんねん!!!

とのアタシの心の声をよそに、

Image085_2

半笑いでお姉ちゃんが運んで来た、

大盛りのピラフに舌鼓を打つ、なおさん。

うわぁ~、またごっついの来たでぇ!

アンタ、ホンマに食べれるんかいな???

との、アタシの心配は杞憂に終わるほどの、

豪快な喰いっぷりに圧倒されるアタシ。

普段、小食で口癖が「ハラが痛ぇ~!」

の夫の貧相な食べっぷりしか知らないアタシは、

ここまで見事な喰いっぷりに拍手喝采であった。

しかも、

よう喰うくせに、ちっとも太ってないのだ。

こりゃ、チト悔しい。

「それにしても、よう喰うなぁ~!」

と、アタシが感嘆の声を上げると、

「一緒におるのがポキちゃんじゃから食べれるんじゃがん。

 これが、キレイな女の人が目の前におったら、

 緊張して食べれんデ!」

などと、遠慮もなく言われ、

アタシは「大食いのオトコ」というのは、

嫌いじゃないので、

目の前で繰り広げられる、

「大食い選手権」とも言える光景を、

「オモロイな~!

 なんなら、次もう一回日替わりランチとか頼んだら、

 更にオモロイのに~!!!」

などと考えながら、

なおさんの喰いっぷりを見ていた。

目の前のオモロイ光景を見るにつけ、

アタシが松嶋菜々子に似ていなくて得したな~!

と、思ったりもしていた。

オモロ過ぎるゼ、なおさん。

聞くところによると、

家では奥さんから、

「大食い禁止令」が発令されているらしく、

「食費が月に8万もいる言うて、

 女房から、怒られとんよ。」

と、いうコトで、

「月8万???そりゃ、奥さんも怒るデ!」

と、ビックリしながら、

益々オモロイ展開に、

どんだけ、ネタ持っとんねん!

今後もこのオトコから目が離せんわい!!!

と、心でウヒャウヒャ言うたアタシ。

しかし、ここの奥さん、

なおさんが新車をぶつけて、

その修理費用に40万かかると言われても、

「そんだけ当てたら宝くじも当たるじゃろ!」

と、懐から5千円を取り出し、

宝くじを買うよう勧めたという、

これまたオモロイ、出来た嫁であるのだ。

これが、アタシやったら、

夫をどやしつけて、小遣い半額やけどな。

肝っ玉の太いなおさんちの奥さんをアタシも見習わねば。

ところで、

大喰らいのなおさんは、

単なる大喰らいのごくつぶしではなく、

魚屋さんと保険屋さんという二足のわらじを履いており、

フグの調理師免許と、

歯科技工士の資格も持っている。

そして、料理の腕前も主婦顔負けで、

家庭ではちょくちょくそれを披露しているのだ。

そんな、なおさんが、

「弟(歯医者さん)が、ウナギの蒲焼をくれたから、

 今日はそれでうな丼を作るんじゃけど、

 半年も冷凍しとったヤツなんよ。

 それって食べれるよな~???」

と、聞いてきたので、

「あぁ・・・半年???まあ、イケルじゃろ。」

と、テキト~に返事をしておいたのだが、

胃腸が弱いうちの夫には、

怖くて食べさせられないが、

なおさんならノープロブレムじゃろ!!!

と、ココロで太鼓判を押したアタシである。

半年前のウナギて!

つくづくオモロイな、なおさんは。

オモロイ、なおさんに「ポチ」を。
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2009年11月20日 (金曜日)

老いてなを盛んなオンナ達

ひょんなことから、

ニューヨーク帰りのご婦人(70才代)とお近づきになった。

アタシが彼女のことを紹介する時、

「コチラ、ニューヨーク帰りなの。」

と、言うと、

決って何人かは、

「え?入浴帰り???」

と、聞き返すのだが、

それぐらい、

アタシとニューヨークは無縁のモノらしい。

知りあってから彼女の経歴をイロイロ聞かされたのだが、

それがとにかくスゴイ。

岡山出身の彼女は高校卒業後、

宝塚音楽学院に入学。(同期には浜木綿子がいるらしい)

宝塚を卒業後は東京でクラブのママになる。

その後岡山に帰り地元の名士が集うクラブを経営。

クラブの常連だった某和菓子メーカーの社長が、

ニューヨークに支店を出すと云うので、

ニューヨーク行きを志願。(たぶんこの時は60代ぐらい)

某和菓子屋のニューヨーク支店を止め、

マンハッタンに日本食の店をオープン。

ニューヨークテロの影響で、

お店が立ち行かなくなり2年ほど前に日本に帰国。

~現在に至る。

・・・と、まあ、

お気楽ぐうたら主婦のアタシには、

まるで縁のない人生を歩んできた彼女と、

ひょんなことからお近づきになったのである。

彼女は70代にはとても見えないくらい若々しく、

今でも二つの仕事を掛け持ちする「やり手ババァ」である。

趣味でシャンソンを歌う彼女は、

毎日のボイストレーニングを怠らず、

日々精進している。

そんな彼女をアタシは秘かに、

「岡山の森光子」と呼んでおり(彼女も独身である)

サスガにジャニーズ系の若いオトコをはべらせてはいないが、

いつだったか、

「ニューヨークの知りあいなの。」

と、紹介されたオトコは、

ゲイの美容師だったのでビックラこいた。

さて先日、

彼女の家に遊びに行ったところ、

アタシの「iPod」を見た彼女は、

「ソレはナニをするモノなの???」

と、興味津々に聞いてきた。

そこで、

アタシは、

「コレはちっちゃいけど、この中に2000曲ぐらい入るんです。」

と、いたって簡単に説明したのだが、

そんな簡単な説明にもかかわらず、

彼女はますます興味を示し、

「どんな音がするの?」

と、曲を聞きたがったので、

ちょうどその時聞いていた

「徳永英明」の「レイニーブルー」を聞かせてあげた。

そこから音楽談義に花が咲き、

彼女が言うコトには、

「アタシはね、長渕剛が好きなのよ~!!!」

とのことで、

今、ツアー中の長渕のライブに行こうと思ったら、

チケットがどこもソールドアウトで取れなかった。

・・・と、悔しそうに話してくれた。

70過ぎて「長渕ファン」。

スゲー!スゲー!

彼女の若さのヒミツはそんなトコロにもあったのかと、

ますます驚かされたアタシである。

そんな彼女は、

長渕ファンクラブに本気で入りたいらしく、

「POKIさん、インターネットで入り方調べてよ。」

と言われ、更にビックリ。

・・・そういえば、

町内会長の奥様(推定60代)は、

運動会の打ち上げの時、

「アタシは矢沢永吉が好きなんよ。

 今度、岡山来るじゃろう。何とかして行きたいから、

 知りあいにチケット頼んでるんよ!」

・・・と、鼻息も荒くアタシに言ってきた。

なんか、

こんな頼もしいご婦人がアタシの周りにいると嬉しくなってくる。

アタシもいくつになっても、

好きな人をずっとずっと追い続けるゾ!

そんな気持ちにさせられたのサ。

おしまい。


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2008年4月 3日 (木曜日)

実録・仁義なき(夫婦の)戦い

ふとしたご縁で、

元ヤクザ・・・の親分さんと
その姐御さんとお近づきになって数年になる。

初めのうちこそ
何か粗相があったら、チャカで殺られるかもっ!

と、

小市民であるアタシはビビっていたのであるが、

最近では、

「固めの杯」こそ交わしてはいないものの、
「黒豆ココア」を一緒に飲む仲ぐらいには
なっているのである。

さて、先日のことである。

チョイとしたヤボ用で「親分宅」を訪問したアタシ。
いつも通り柴犬の「さくら」が出迎えてくれ、
熱烈歓迎の儀式が始まる。
        ↑

尻尾をビュンビュン振り回して顔をベロンベロン舐める。

黒ラブの「ゴン」もアタシを見つけ
柵の中から歓迎の意を示している。

まぁ、大きな声じゃあ言えねぇが、
アタシは親分の飼い犬を手なずけて
○○を企んでいるのだ。
 ↑
ココに適当な語句を入れよ。(10P)

・・・イヤ、それはウソだ。

今の発言は、ナシにしてもらいたい。
こんなおちゃらけたブログが親びんの目に触れたら
アタシは間違いなく殺られる。

今の発言はナシだ!

・・・さて、

歓迎の儀式を滞りなく終えたアタシは、
早速居間へとお邪魔する。

すると親分が、

「POKIさんは、マサムネを見たことがあるかね?」
と、
眼光スルドク聞いてきた。

はて?マサムネ・・・マサムネ・・・

あっ!

「お酒」かっ!

Hyougokikumasamunez

・・・イヤ、違う。それは「菊正宗」か・・・

マサムネの正体がわからないアタシが、
「はい」とも「いいえ」ともとれるような曖昧な薄ら笑いを浮かべていると、

「POKIさん、マサムネを見せてあげよう。」

と、親分が細長ぁ~い包みを取り出した。

中から出てきたのは、

Photo おぉ!「名刀正宗」!

「初めて見ました。へぇ~・・・」
モノホンの刀など見たことのないアタシは、
しげしげと「正宗」を見つめる。

と、親分。

「POKIさん、持ってみられ。」

「あ、は、ハイ。へぇ~重いですね。」
コワゴワと刀を持つアタシ。

「コレでワシを刺したらおえんで。
 まあ、この刀じゃあ人は斬れんけどな。」

って!

刺すわけないんですけどぉ!

アタシだってそこまで「命知らず」じゃねぇ!

と、ここから、親分の「刀談義」が始まった。

「正宗は、どぉ~ちゃら、こぉ~ちゃら
 ・・・ペラペラペラペラペラペラ・・・」
いつまで続くんスかね???

するとそれまで黙って聞いていた姐御が、

「もうエエ!アンタの刀談義はっ!
 POKIさんは、アンタの話を聞きに来たんじゃんねんじゃ!
 アタシに用があって来とんじゃ!」

と、ブチかました!

「うるせぇ!黙っとれ!
 ワシはPOKIさんに刀を見せてあげよんじゃ!」

親分も負けじと言い返す。

「刀やこー、アンタ一人で勝手に見ときゃ~えんじゃっ!」

ち、ちょっと!

止めてもらえませんかね?
刀を間に置いての夫婦喧嘩は。
アタシ、怖いんですけど。
血ナマグサイ事になったりしませんかね?

・・・生きた心地のしないままに数分が経過した・・・

親分はまだ何か言いたげであったが、
アタシは姐御との用事で別室に案内され
何とかその場を逃れたのである。

危うく仁義なき夫婦の戦いに巻き込まれそうになったアタシ。

しかし、

初めて見た「正宗」ってヤツは、
あまりにもピカピカに輝いていたので、
何だか、
「ウソくせぇ」感じがした。

オモチャじゃねんか?
こんなんで人が斬れるんか???・・・みたいな。

アタシはもっと、
「人の生き血を吸って鈍く光る」
・・・みたいな妖刀、想像してたんスけどね。

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