カテゴリー「スポーツ」の記事

2008年9月15日 (月曜日)

○○だらけの運動会

ワ~イ!ワ~イ!

やっと終わったよぉ~~~ん!!!

・・・毎年この時期、アタシを憂鬱に陥れる、

「学区の運動会」が、昨日メデタク終わったのでアル。

ところで、

終わったといえば、

スタレビの「夏イベント」も、最後の「大分・城島」も終わったようで、
こちらは、どしゃ降りの「大雨ライブ」だったようだけれど、
我が学区の運動会はお天気にも恵まれ、
つつがなく終了したのである。

少し前の記事にも書いたのだが、
我が家は夫が「体協の理事」という役職を頂いているため、
学区の運動会では町内の仕切り役としての仕事がある。

そして、
我が町内というのが年々高齢化が進んでおり、
選手集めにも困難を極める地域なのである。

確かに、町内には若者もいるにはいる。
だが、
若い彼らには「運動会」よりも魅力的な娯楽が巷に溢れており、
なかなか彼らの協力は望めないのである。

そこでどうしても、
ヒマを持て余しているジジババの活躍に頼らざるをえない
・・・というのが現状だ。

と、いう訳で、

今年も「ジジババだらけの大運動会」
・・・となったのである。

とは、言っても、

お年寄りの活躍の場は限られている。

たとえば、
多少の年齢詐称は許されるにしても、
「16歳~20歳・100m走」を
ヨボヨボの70代に走らせるわけにもいかず、
それならば、「40歳以上・100m走」ならどうかといえば、
これもかなり無理がある。
(そりゃ~確かに40歳以上ではあるが。)

従って、
これら花形の得点競技では、
我が町内はいつも人手不足なのである。

そして、
この人手不足は、「玉入れ」にも如実にあらわれており、
たかが、男女各10名をかき集めるのにも苦労している有様だ。

昨年もこの「玉入れ」には、
腰の曲がった老婆(80歳)まで借り出されたのであるが、
今年は栄養失調で入院歴のある老婆(こちらも80歳)
までもが借り出されたのである。

おぼつかない足どりでヨタヨタ歩く老婆は、
介添え役に手を引かれ入場門を進んでいった。
その姿は見るものの涙を誘ったに違いない。

また、
ご当地競技「桃太郎3種競争」に出場した50代のオバちゃんは、
ハッスルしすぎて股関節を痛めたようだ。
(・・・って、どんな競技やねん!)
「股が・・・股が痛い!」と、しきりと訴えており、
一夜明けた今日は、階段の昇り降りにも苦労したらしい。

しかし、
この股関節を痛めたオバちゃんは、
「玉入れ」では見事な活躍を見せ、
我が町内の記録7個のうち、3個を入れたのが彼女である。
アッパレである。

その後もジジババ達は、
「パン喰い競争」「ニアピン競技」「ボーリング大会」で
ハッスルしまくったのだが、
その健闘も空しく、今年も我が町内は最下位であった。

・・・トホホ・・・

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2007年9月19日 (水曜日)

ジジババだらけの運動会

アタシがくだらねぇ「浪花旅シリーズ」を書いている間にも
世間では様々な事が巻き起こっていたようだ。

安部総理の辞任やら、
タイのプーケット島で飛行機が炎上したり
昨日は16歳の少女が斧で父親を殺害するという
オソロシイ事件が起きたり、
はたまた、めがねざるが「ボーコー炎」になり血尿を出したり、
オヤジが悪徳商法に引っかかり、
詐欺まがいの契約をさせられたりと
とにかく色々な出来事が巻き起こっていた。

次期総裁は誰がなるのか?
16歳少女の殺害動機と心の闇は?
ボーコー炎のその後の回復状況は?
オヤジが引っかかった悪徳商法の手口と対処法について・・・

いろいろと、聞きたい事はあるだろう。

でも、そんなのカンケーねぇ!

今日は「学区の運動会」の話題だっ!

「学区の運動会」・・・何とも憂鬱な言葉の響きである。
アタシは学生時代から今日に至るまで
およそ「運動会」というもので活躍した記憶がない。
体育の成績なんて「2」以外は貰ったことがない。

学校を卒業し、ヤレヤレやっと「運動」というものから解放されると思っていたが、
子供が学校に行くようになると
「親子ふれあい授業」だかなんだか知らないが、
ドッジボールをさせられたり、大縄跳びをやらされたりする。

「親子のふれあい」なんてクソくらえである!

アタシは「運動」なんて大っ嫌いだっ!
毎日グウタラ暮らせたら、それでいいのだ。
(オマエはバカボンのパパかっ!)

だが・・・

ダンナが町内の体協の理事なんてくだらねぇ役目をいただいており、
「学区の運動会」は我が家の年中行事となっているのである。
あぁ・・・くだらねぇ・・・

しかも、我が町内にも「少子高齢化」の波は
確実に押し寄せており、選手集めをしようにも
ジジババしかいない状況である。

「オンナだらけの水泳大会」なら「ポロリ」もアリアリで、
目の保養にもなるであろうが(って!オマエはエロオヤジかっ!)
「ジジババだらけの運動会」では「ポロリ」といっても、
せいぜい「入れ歯がポロリ」ぐらいで色気もクソもない。

あぁ・・・くだらねぇ・・・

グウタラ志向のアタシにとっては「学区の運動会」ほど
無駄な体力を消耗しなければならない行事はないのである。

さて・・・

折角の日曜日にグウタラも出来ず、
浮かない顔で小学校のグランドに出向いてみると・・・

町内のテントにはすでにジジババ大集合である。
まさに「枯れ木も山の賑わい」である。

アタシは早速よそ行きの笑顔を作り
「おはようございまぁ~す!」と、元気に挨拶をしてみる。

ジジババ達も元気な挨拶を返す。

ところで・・・

「学区の運動会」といっても、そうそう面白い事も巻き起こらない。
そりゃそうだろう、ここには「お笑い芸人」もいなければ「アイドル」もいない。
いるのは一般庶民ばかりである。
これで面白い事を期待する方がムリというものだ。

アタシの期待とは裏腹に、プログラムは淡々と進められていく。

その時、一人の年寄りがアタシに訴えた。
「パン食い競争に出たいのだが。」と。
おぉ!出ればいいじゃないか!
これはオープン競技なので誰でも出れるはずだ。

アタシがそう言うと、ジジババ達はにわかに活気づいた。
「我も!我も!」と、出たいヤツが続出である。
そんなにパンが喰いてぇのか!
それとも、老いぼれてはいるが活躍の場を欲しているのか!
ジジババ達の気持はわからないが、
とにかく、「我も!我も!」なのだ。

結局「パン食い競争」には、
我が町内のジジババが大挙して押し寄せるという事態をまねいてしまった。
ジジババたちは戦利品の「アンパン」を手に
してやったり顔でテントへと帰ってくる。
あ~あ、やっちゃったよ・・・あたしゃ知らねー!

そんなに、パンが喰いてぇのか!

・・・さて、その後もプログラムは淡々と進められていく。・・・

特筆することもなく、昼になり「ほか弁」から弁当が届く。

またもや、ジジババ達が活気づく。
「我も!我も!」と、弁当に押し寄せるジジババに圧倒されながら弁当を配る。

が・・・弁当が足りなくなった!

例年だと50食でも余るのに、ベントーが足りないっ!

仕方なく、近所のスーパーへと弁当を求め走る。
あぁ・・・いらん体力を使ってしまったではないか・・・

弁当を喰い終わると、アタシは猛烈な睡魔に襲われた。
あぁ・・・家に帰って昼寝がしてぇ・・・

・・・アタシが睡魔に襲われていても関係なく、
プログラムは淡々と進められていく・・・

やがて、「玉入れ」の競技が近づいてきた。

またもや活気づくジジババ達。
「我も!我も!」と、玉入れ希望者続出である。
その中には腰の曲がった老婆までいるのだ。
そんなに、玉入れがしてぇのか!
あぁ・・・勝手に出たらええがな・・・

そう思っていたのだが、
「POKIさんも早く!早く!」と駆り出されてしまう。
各町内から20人の予定なのに数えてみると21人いる。
「人数が多いから、アタシは遠慮しますね・・・」
そう告げてテントに帰ろうとすると、
「かまわんて!人数多くてもええがん、出られ!」
と、強制される。
ルール無視かよっ!

いや、アタシそんなに出たくねぇし・・・
つーか、人数多いと参加賞のティッシュ貰えんし。

そんなアタシの思惑など知る由もなく、
ジジババパワーに押し切られ「玉入れ」に駆り出されるアタシ。

その後もプログラムは淡々と進められ、
途中でにわか雨に見舞われたがどうにか閉会式にまでこぎつけた。

ヤレヤレ、やっと終わった・・・
結果は11町内中、9位の成績であったが、
毎年、最下位争いをしている我が町内にとっては、
まずまずの成績である。
この結果は数少ない若者と子供の頑張りによるものだ。

あとは「老人いこいの家」での打ち上げを残すのみである。
(しかし、老人いこいの家っつーネーミングもなぁ・・・
 ま、公会堂みたいなもんだがね。)

ちなみに、ダンナは100m走と、世代別リレーに出場し
まずまずの成績を修め、どうにか理事の面目を保っていた。

ところで、打ち上げにおいてもジジババパワーは炸裂していたが、
その話はまた後日・・・(機会があればね。)

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運動会も終わり、ヤレヤレのアタシの今日の夕食。

からすがれいのバター焼き、茄子とかぼちゃの煮つけ、
味噌汁、お粥、自家製漬物。




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