続々・染みるオンナ
~前回からの続き~
さて、
年と共にオティッコが近くなったPOKIだが、
涙腺もユルユルとなり、
「追想」の曲で涙してしまったババァPOKI。
その後もツボさんの奏でる楽曲の、
一つ一つがココロに染みて、
また一つ、
思い出に残るライブを経験する事が出来た。
ツボさんは昨年の5月8日に行われた、
日比谷野音のライブのことにもふれられ、
ずっと日比谷野音でやりたいと言っていたけれど、
なかなか実現することが出来なかったこと。
正直、今のツボさんの実力では、
キャパ3000人というこの会場でライブを行うのは大変だったということ。
でも、
全国から大勢のファンの方が来てくれ、
とても素晴らしいライブになったこと。
願いは言い続けていればいつか叶うんだ。
・・・と、そのような意味のことを語って下さった。
「日比谷野音」といえば、
1984年9月23日にふきのとうがライブを行った場所であり、
ツボさんとしては、
もう一度この会場でやりたい!
という気持ちがあったんだと思う。
当時、
アタシはこのライブに行くことはなかったし、
昨年の5月のツボさんのライブに行くことも叶わなかった。
1984年から20年経った
2003年11月19日に発売された、
「ふきのとうライブ・日比谷野外音楽堂」のDVDのブックレットに、
ツボさんはこのような言葉を寄せていらっしゃる。
「僕たちは確実に20年たったんだ。
そしてあの日客席に座っていた君が確かに歩いてきた20年・・・
僕は僕らしくこれからも歌い続けていこうと思っています。
60歳を過ぎてもみずみずしいラブソングが歌えたらいいね。」
ツボさんがこう記した2003年から9年。
今年還暦を迎えるツボさんはこの言葉通り、
今もみずみずしいラブソングを歌い続けていらっしゃる。
ふきのとうとして日比谷野音のステージに立たれてから、
28年という歳月が流れ、
あの頃のような若さは確かにないけれども、
ステキに年輪を重ねて来られたツボさんの今がある。
今年も、
そして来年も、
その次も
ツボさんがあの歌声を届けに岡山に来て下さるなら、
アタシはまたその場所へと足を運ぶだろう。
そんな思いに浸った12月1日だった。
・・・って、
年も明けてあともう少しで2月になるという今頃になって、
こんなこと書いたところで新鮮味のカケラもない。
ライブ終了後に、
余計な詮索とは思いながらNさんに、
「どうでした?ガッカリしませんでしたか???」
などと、
ツボさんに対して甚だ失礼なコトを聞いてしまったアタシに、
「ううん。そんなことないですよ。
とてもよかったです。」
と、言って下さったNさん。
生ツボさん初体験のHさんも、
「よかったです!!!」
と、言って下さり、
4人で、
「ツボさんて若いよなぁ~!!!」
と、盛り上がっているところへ、
CDを買ってくれた方の握手会のために、
ライブ終了後の湯気が立っているようなホヤホヤの体で、
ロビーへと出て来られたツボさんが、
アタシ達の目の前を通って行かれ、
「・・・近くで見ると、やっぱシワあるよな・・・」
などと思ってしまったコトは、
ツボさんには内緒にしておこう。
握手会はロビーで行われ、
CDを買わなかったにも関わらず、
その様子が見放題だった我々は、
「でも、やっぱ歳の割にエエカラダしとるよ。」
「足とか細っせ~な!」
「腰も細っせ~な!鍛えとんかな?」
・・・などと、
好き放題勝手なコトを言っていた。
その後、
場所をファミレスへと移し、
この日の打ち上げが行われたことはいうまでもない。
この3月で名古屋に行かれるNさんとは、
もうこうして一緒に
ツボさんライブに行くことは出来ないだろうけれど、
あの、4人で過ごせた素晴らしい夜を、
記憶の中に留めてくれたらとても嬉しい。
くぅぅぅ~!!!
達者で暮らせよNさん。
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