まんまとダマされるオトコ
アタシが記憶の糸を手繰り寄せながら、
チンタラと「サンマリの思ひ出」などを書き綴っているうちに、
季節はスッカリ秋めいてきた。
朝晩はメッキリ涼しくなり、
寒さに身を震わせながら夏布団にくるまるのも、
半袖のシャツ一枚でフラフラと戸外へ出るのも、
もうそろそろ限界か???
と、いうような雲行きだ。
致し方ない。
あまりやりたくはないが、
ここは一つ、
大嫌いな、
「衣替え」という、
しちめんどくせぇ~コトをせねばならない。
ところで、
「秋」といえば、
ナニはさておき、
「食欲の秋!」
ではなかろ~か。
と、いうコトで、
秋の味覚の松茸なぞを、
豪快に丸かぶりしたいトコロではあるが、
生憎我が家は、
輸入モノの松茸すら、
おいそれと買えないビンボ~家である。
いくらテレビで、
「今年は松茸が安いですよ。
豊作で市場にたくさん出回っていて値崩れを起こしていますよ。」
・・・と、いわれたトコロで、
せいぜい、
高島屋の地下で、
国産の松茸を手に取り、
鼻の穴おっぴろげて、
匂いをクンカクンカ嗅ぐのが関の山である。
そんな、
ビンボ~が板についているアタシが、
何気にテレビを見ていると、
北斗晶が「おもいっきりDON」という番組で、
「ニセ松茸入り茶碗蒸し」のレシピを披露していた。
そして、
そのニセ茶碗蒸しを食べたゲストの面々が、
「あっ!ホントだ!松茸だ!
松茸の味がするよ~!!!」
と、口々に騒いでいるのを見て、
「ホンマかいな???」
と、半信半疑ながら試してみる気になった。
ニセ松茸の茶碗蒸しを作るコツは、
だし汁に「永谷園の松茸の味お吸い物」を使う事と、
エリンギを網などで焼き、
あたかも「松茸」のような焼き色をつけ、
手で割いて、たんまりと具材にすることである。
こうして作った、
「ニセ松茸入り茶碗蒸し」を、
何食わぬ顔で、
食卓に並べてみたトコロ、
「おっ!松茸や!松茸の味がする!!!」
と、
まんまと、
思惑通りの、
ナイスリアクションをしてみせた。
アホで単純なヤツほど騙しやすい。
皆さんもお試しあれ。
・・・つか、
あのテレビを見たビンボ~人が多かったのか、
岡山市某スーパーの「松茸の味お吸い物」は、
売り切れ状態であった。
オソルベシ、
テレビの影響力!!!
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