オトコシリーズ

2008年6月28日 (土曜日)

小ひさきものを愛するオトコ

Img_9147 250pxlandsvale
毎年春先になると、
我が家にツバメがやって来る。

ツバメは、賑やかな民家の軒先などに巣を作る習性がある。
これは、天敵であるカラスなどから身を守るためだ。

我が家にも毎年ツバメがやってくるのだが、
まだ巣作りをしたことはない。

ところで、
我が家にはツバメに異様に関心を示すヤツがいる。

それは、
今までにケ~タイを3度もオシャカにした、
(まだ言うか!)
アホでオッチョコチョイのPOKI夫だ。

さて、このオトコ、
ツバメがやってくる時期になると、
ソワソワと落ち着かない。

「おっ!ツバメくんがやって来たでぇ!
 今年こそ巣を作らんかなぁ~!」

・・・夫は毎年このようなセリフを吐き、
ツバメの巣作りに多大なる期待を寄せるのだが、
その期待はいつも裏切られてばかりだ。

ところが!

夫の切なる願いが通じたのか、
今年はツバメが、巣作りを始めたのであるっ!

ツバメくん達は、どこから調達してくるのか、
泥や枯れ草をくわえてきては
せっせと巣作りに励んでいた。

こうなると夫のボルテージは、いやがうえにも上昇する。
夫は、「ツバメと暮らす優雅な生活」を夢想し、
日々、巣の完成を待ち望んでいた。

時には妄想が暴走し、
「ツバメの巣が出来たら、車はガレージには入れれんな!
 ノラ猫がやって来て、
 車の屋根に乗って巣を襲うかもしれんからなっ!」
などと言う。

そうなのだ、
ツバメが巣作りをしているのは、
夫が車を止めるガレージの天井だ。

夫は、まだ巣も完成していないのに、
ノラ猫に襲われる心配までし始めた。
取り越し苦労もエエとこである。

夫の期待を一身に背負って、
巣作りにいそしんでいたツバメくん達であるが・・・

もしかして、

コイツらアホなんちゃう???

・・・というような状況になってきた。

Img_9149 いやいやいや・・・
何も蛍光灯に巣を作らんでも。

スベるやろ!
蛍光灯はアカンやろ!
夫のオヤジギャグと一緒でスベりまくりやろ!!!

この状況を見るに見かねた夫が、棚を作成した。

Img_9150

普段は日曜大工の一つもしないクセに、
ツバメの事となると必死やで、ホンマ。

夫の苦心の作である「ツバメくんのための巣作りの棚」
であったが、
当のツバメくん達は、見向きもしないのである。

そして、
相変わらずスベりまくりの蛍光灯に泥をなすりつけていた。

おかげでガレージの床、グッチャグチャのベッチョベチョ。

さんざん床を汚し、
蛍光灯を汚し、無駄な努力を続けていた
ツバメくん達であったが、
どうやら諦めたらしく、パタっと来なくなった。

夫の落胆たるや尋常ではない。

・・・と、言う訳で、

夫の夢想した、
「ツバメと暮らす優雅な生活」は実現せず、
ノラ猫に襲われるカモ・・・という
取り越し苦労をさせられ・・・

あとに残されたのは、
汚れた床と、汚れた車、汚れた蛍光灯、
苦心の作なのに見向きもされなかった棚。

こうして、

小ひさきものを愛し、癒されたかったオトコは、
今日も癒されることなく、
デカイ態度の嫁の尻に敷かれ、
アゴでこき使われるのである。

080210_20040001_3 めがねざる宅でパソコンを勝手にいじる、
小ひさきものを愛するオトコ。

背中に哀愁が漂う。

200pxswallows27_nest 調べてみると、
中には蛍光灯に巣作りを成功させたツバメもいる。

「金色の ちひさき鳥のかたちして

 銀杏ちるなり 夕日の丘に」・・・(与謝野晶子)

カンケ~ないが、
アタシは秋になるとこのうたを思い出す。

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2008年6月10日 (火曜日)

福山雅治に勝った(?)カモしれないオトコ

<本日のスタレビファン以外には
 どぉ~でもエエ・POKIニュース>

いよいよ今週末は「スタレビ温泉」だぁ~!

要さんと・・・ムフフ。

・・・だが、まだお宿題が出来てましぇ~ん。

と、スタレビファン以外には
本当にどぉ~でもエエ話題は手短に切り上げ、

昨日のことである。

我が家の前に住むSさんが、
「写真を整理していたら、懐かしい写真が出てきたから、
 コレ、POKI夫ちゃんにあげて。」
と、何枚かの写真を持ってきた。

そろそろ加齢臭が臭い始めたエエ歳のオッサンをつかまえて
「POKI夫ちゃん」もないもんだが、
近所のオバチャンにしてみれば、
夫はいつまでたっても「ちゃん付け」で呼ぶ存在なのだろう。

さて、

Sさんが持ってきた写真というのは、
夫の小学生の頃のものであった。

夫や夫の弟、近所の友達が写っている。
夫が、
「うわっ!懐かしいなぁ~!!!」
と、感嘆の声をあげる横で
アタシもその写真を覗き込んだ。

なるほど、
かなり黄ばんだモノクロの写真が、時の流れを感じさせる。

と、夫、

「うわっ!これワシ?
 メチャメチャかわいいがん!!!
 いやぁ~、ホンマにかわいいなぁ
 ~!!!」

と、自分の写真を見ながら自画自賛し始めた。

ヤレヤレ、またもや夫の大ゲサが始まった。
どれどれ・・・と、写真を覗き込むアタシ。

Img_0002_1

うわっ!ホンマや!

メチャメチャかわいいがなっ!

それに、なんやしらん、そこはかとなく漂うこの気品はなんだっ?

アタシは夫の写真から目を離し、傍らの夫をマジマジと見つめる。

どこをどうやったら、
この気品漂うお坊ちゃまが、
加齢臭漂う気品のカケラもないオトコになるのか。

いやはや、
時の流れとは残酷なものである。

「いやぁ~、パパってかわいかったんじゃなぁ~!
 アタシ、福山雅治の子供の頃の写真見たことあるけど、
 もしかして、勝っとるかもなっ!」

と、夫を褒めたたえると、
夫は益々エエ気になり、

「ホンマかっ!ワシ勝っとるんか!
 いやぁ~、福山クンに勝ってしもうたかっ!
 ワハハハハハ!!!!」

・・・と、高笑いをする夫。
滅多に褒めない(いや、けなすことはあっても全く褒めない)
嫁に褒められ、夫はご満悦である。

夫をこれ以上エエ気にさせるのもしゃくなので、

「言うとくけど、今は負けてるで。
 福山クンには思いっきり負けてるから。
 足元にも及ばんから。
 アンタなんか、ただの汚いオッサンやから。」

と、シッカリ釘を刺しておいた。
そうでなくても自分はカッコエエと
勘違している
大バカ野郎なのだから。

ハッキリ言って、
夫の寝顔なんてあまりに
ブサイクすぎて
直視できませんからっ!!!

夫は、アタシがけなした言葉など全く耳に入らない様子で
「いやぁ~、ワシ福山クンに勝ったんかっ!
 ワシな~、近所の人に
垢ぬけとるって、
 よ~言われとったんよっっっ!!!」
・・・と、益々自慢げに語り始める。

アホかっ!

今のオノレは、
ケ~タイを車の屋根に3回も忘れたまま車を発進させる、

アホで抜けとる小汚いオッサンやんけっ!

チョ~シに乗るなっつ~の!

しかも、夫がこの頃していた遊びと言えば、
「草バクダン」と称し、
近所の空き地で抜いた草を歩道橋の上から
下を走る車に向かって投げる。
・・・というおよそ気品も知性のカケラもない遊びである。

アホやん!

中身まるっきりアホやん!!!

ヘタしたら警察に通報されるやん。

やはり夫の気品はただのみかけだおしだったようで、
実はこの頃から
正真正銘のアホだったのだ。

Img_1_1 ちなみにコレがアタシのご幼少のみぎり。

この斬新な髪形を見た夫は、
「アハハハハハハハ!
 なんじゃ、この髪型はっ!
 笑かすのもたいがいにせえ!
 アハハハハハハ!!!」

・・・と、涙を流しながら、思いっきり笑いやがったのである。

今のアタシの美しさからは想像もつかない一枚である。

ちなみに横を向いているのは、写真が大っキライだったから。

タマシイ抜かれる
・・・とでも思うとったんかな?

              
「ポチ」してもタマシイは抜かれないと思います。(たぶん)

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2008年5月31日 (土曜日)

注意力散漫なオトコ

<本日の考えられへん!POKIニュース>

車に轢かれ意識不明の重体!

果たして一命はとりとめるのか夫!

・・・・・・・・のケ~タイ。

それは、昨日の事である。

夫のヤローが仕事から帰るなり、

「えらいこっちゃ!」言いよる訳ですわ。

いつも何かと、大ゲサ・ウソ・紛らわしい
・・・と、まるでJAROに通報したくなるような誇大広告の夫である。

今日の「えらいこっちゃ!」も、どうせ大したことはねぇだろう。
と、話半分に聞く構えのアタシに、

「ワシのケ~タイが、車に轢かれたんよ!」
・・・と、ブチかましよる訳ですわ。

これは、ヤラれたね。
うん、かなりなインパクトだよ。

「ケ~タイが車に轢かれる」というシチュエーションに、
大いに興味をそそられたアタシは、
思わず身を乗り出したのである。

さて、これは夫に事情聴取をせねばなるまい。

アタシの中の「デカ魂」がムクムクと膨らみ、
デカモードへとスイッチを切り替えたアタシは、
早速夫に事情聴取を試みる。

と、言っても、

ボキャブラリィの少ない夫の事情聴取は困難を極める。

アタシのブログを長らくご覧の皆様には、
心筋梗塞疑惑で夫を尋問した時の事を思い出していただきたい。


また、最近では自ら
「3の人」=世界のナベアツ
と、名乗るほどのアホ夫である。

つまり、自覚症状があるということは、
あの頃よりはるかに「アホ症状」が進んでいるということであろう。

しかし、そこは、
「落としのPOKI」との異名を持つアタシである。
どんなにアホなオトコでも、即座に落とす事が出来るのだっ!

「で?ガイシャ(ケ~タイ)が車に轢かれた時の状況は?」
と、事情聴取を開始し、
夫の話を要約すると、

「得意先の駐車場で、
 お客さんと商談中に暑くなったので上着を脱いだ。
 その時、ケ~タイを車の屋根に乗せ、
 それを忘れて車を発進させ、
 道路に落ちたケ~タイが車に轢かれた。」

・・・らしい。

アホかっ!

ナニやらかしとんねん!

日頃から注意力散漫やから

そないな事になるねん!!!

まあ、聞いてくれ。

夫が、ちょっとした不注意でケ~タイをダメにしたのは、
これが初めての事ではない。

トイレに水没事故が2回。
そして、今回の車に轢かれ事故とで
合計3回

アホにも程があるだろう!

何べんやらかせば気が済むんじゃい!

学習能力、ゼロかいっっっ!!!

言っておくが、アタシなんぞそんな事は一度もないっ!

夫は、
「まだ1年しか使うてねぇのに、データー飛んどったらどうしよう。
 今、買い替えたら1万円ボラれるしなぁ~!」
と、ボヤキ続ける。

果たして、
1万円という数字がどこから出たのか定かではないが、
夫はお題目のように、
「1万円ボラれる!1万円ボラれる!」
と、唱え続ける。

オマエは、「1万円ボラれ教」の信者かっ!

夫のお題目に腹立たしさをおぼえながら、
「で?車に轢かれたケ~タイはどないなっとんねん!
 見せてみい!」
と、夫に迫るアタシ。

壊れてしまったものは仕方がない。
ならばせめて写真に撮って、ブログネタにでもしてやろう。

そう思ったアタシであるが、

夫の差し出したケ~タイを見て、益々腹立たしさが募るのである。

ちゅ~とハンパな壊れ方しとんねん!

オモロい事、ひとっつもあれへん!

どうせ壊れるんやったら、

もっと派手に、壊れんかいっっっ!!!

・・・と、言う事で、
オモロないので写真を撮るのは断念。

そして本日、
ケ~タイをショップに持って行ったところ、
使い物にならない事が判明し、

14700円の出費が確定した。

コラっ!

「1万円ボラれ教」の信者!

1万円やあれへんがな、14700円ボラとるがな!

エエかげんにせぇよ!

Img_0001_1_2 こちらが「注意力散漫罪」で指名手配中のアホ夫。

この顔にピンときたら110番。 

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2008年4月14日 (月曜日)

カッコつけたがるオトコ

さあ、本日は「日本三大なんちゃら」の
記事を書こうではないか!

・・・と、張り切ってはみたものの・・・

ネット検索の結果、面白い記事が書けそうにもナイ。

とたんに気持ちが萎える。

こりゃ~早々に「店じまい」か!
・・・と、思ったのだが、
アホな夫のことでも書いてお茶を濁すとしよう。

このブログを開始早々からご覧になっている方は、
うちの夫がいかに
「アホ」かは先刻ご承知であろうが、
最近読者になられた方の為に
夫の
「アホ伝説」をいくつか紹介しておきたい。

・アホ伝説その1
防犯訓練を本当の強盗と間違えるアホ。
          ↓

http://hiro-min.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_7589.html

・アホ伝説その2
「ホルマリン漬け」を「ホルモン漬け」と言うアホ。
          ↓

http://hiro-min.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_c8f3.html

・アホ伝説その3
「心筋梗塞の疑いアリ」と診断され、ヘラヘラ笑うアホ。

http://hiro-min.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_df5b.html

http://hiro-min.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_3013.html

・・・と、まあ、夫のアホ伝説は挙げればきりがないのである。

※夫のアホ伝説をトコトン楽しみたい方は、
 「家族」のカテゴリーをご覧になっていただきたい。
 (尚、アホ伝説は「オトコシリーズ」として後日分類予定である。)

さて、

これほどまでに「アホ」なオトコであるが、
アホのくせに「カッコ」つけたがりぃである。

そして、始末が悪い事に
自分の事を
「シブいオトコ」だと勘違いしているフシがある。
世間ではこれを
「身の程知らず」と言うのであろう。

自分を「シブいオトコ」と信じて疑わない身の程知らずは、
ある時「ウヰスキーの容器」なるものを欲しがった。

コレ、ネットで調べると「フラスコ」と言うらしいな。

Sp036_cushionh4 ↑こんなん。

やはり「シブいオトコ」は、
アウト・ドアのシ~ンでもシブくウヰスキーをあおったりすると思ったのであろう。

浅はかだ!

お前、アウト・ドア嫌いやん!

酒かて弱いやん!(すぐ寝る)

いらん!いらん!
こんな物はいらん!
宝の持ち腐れやん!

アタシがすぐさま却下したのは言うまでもない。

また、ある時は、
「胡椒をガリガリ挽くヤツ」が欲しいと言い出した。

コレ、「ペッパーミル」と言うらしいな。

Peppermillm1 ↑こんなん。

やはり「シブいオトコ」は、
アウト・ドアのシ~ンでもワイルドに肉を焼いて喰うのがカッコエエ!
・・・とでも思ったのか。

さっきも言うたけど。

お前、アウト・ドア嫌いやん!

肉なんか未だかつて焼いた事ないやん!

しかも、胃腸弱いやん!
肉なんかワイルドに喰われへんやん!

いらん、いらん!
こんな物はいらん!
猫に小判やん!

モチロン、これもすぐさま却下である。

・・・そして、先日・・・

久しぶりに「夜のドライブ」に出た我々は、
折角だからお茶でも飲んで帰ろうという事になった。

そこで、ファミレスに立ち寄り、
なんだか小腹も空いたので
二人で一枚のピザを半分こすることにした。

「何がええ?」
と、アタシが聞くと
「アンチョビとオニオンのピザがええな。」
と、言う夫。

・・・やがてピザが運ばれてきた・・・

すると、夫。

「なあ、アンチョビって何なん???」

・・・・・・・・予想外の夫の質問に、しばしボ~ゼンとするアタシ・・・・・・・・・・

「え?えぇぇぇぇぇぇ~!今、今、何と???」

「知らんのん???
 アンチョビ知らんのに頼んだん???
 何で?????」

もう、完全にアタシの想像の範疇を超えている。
何で知らない物を頼もうと思うのか?
その心理がわからない。

夫の不可解な行動に頭を悩ませていると、
夫は相変わらずの
「アホ面」でニヘラニヘラと笑っている。

「も、もしかして、アンタ、
 アンチョビとか言うたら、ちょっと
カッコエエ!
  とか、思うたん?」

「・・・・・」(無言の夫)

・・・どうやら、ズバリらしい・・・

そして夫は、
海のものとも山のものともわからない「アンチョビ」を
「コレ、
塩辛ぇな!
と、言いながら喰っていた。

アンチョビて、アンタの嫌いなやで。

おそらくこんなアホには「キャットフード」
「アンチョビやで!」言うて喰わせてもわかりはしまい。

Anchovy_l01_2 ↑アンチョビ。

まさかと思うが「オニオン」はわかっとったんやろな・・・         

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2008年2月 8日 (金曜日)

人のせいにするオトコ

先日、「自分自身が臭い!」とカミングアウトした夫だったが、
このオトコが、またもや妙な事を言い出した。

「最近、視力が衰えた。」
と、言うのである。

確かに、加齢臭を華麗に(?)発散させ、
小便のキレも悪く、なおかつ前立腺肥大の疑いがある夫である。
視力の衰えも年齢によるものであろうと思われるのであるが、
このオトコ、何を血迷ったか
「視力の衰え」をアタシのせいだと言い出した。

「オメーが寝とる間に、ワシの眼を蹴りょんじゃねんか!」
と、ほざくのである。

ふざけるなっ!
何で、アタシがお前の眼を蹴らなくてはならないのだっ!
お前の眼を蹴ることで、アタシに何のメリットがあるというのだろうかっ!

濡れ衣もたいがいにせぇ!
と、アタシの心中では怒りの炎がメラメラと燃え上がったのである。

このオトコときたら、何でもかんでもアタシのせいにしたがるのである。

以前、夫が謎の「尻の痛み」に襲われた時には、
「オメーが寝とる間に、ワシのケツを蹴って骨が折れたんじゃねんか!」
と、言い。
肩の痛みに襲われた時にも
「オメーが蹴ったんじゃねんか!」
と、言い、
風邪で喉が腫れた時にも
「オメーが弁当に毒を盛っとんじゃねんか!」
と、ことごとくアタシのせいにしたがるのである。

それじゃあ、何かい?
郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも
みんなアタシが悪いのかい?

これじゃあ、全く落語のオチではないか!

けったくそ悪ぃので、
夫にマジで蹴りをくらわせてやろうかと、画策する鬼嫁である。
おのれ、今にみておれ!

さて、

なんでもかんでも人のせいにするオトコも、
一介の「サラリーマン」である。

サラリーマンといえば、先日2008年の「サラリーマン川柳」が
発表されたが、これがどれも秀逸で面白い!

サラリーマン川柳・百選は、こちらから。
            ↓

http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/2008_best100.html

アタシが特に笑えたのは、

なぜ怒る 早く帰って 来ただけで」

ビリーより 怖いぞ我が家の 鬼軍曹」

メタボまで 2センチあるわと 食べる妻」

この三首であるが、
いやはや、何処のご家庭でも「鬼嫁」が実権を握っているようである。

では、アタシも一句ひねってみよう。

「視力落ち 嫁が蹴ったと 邪推する」

ったく!

濡れ衣もたいがいにせぇよ!

お前の視力が衰えたのは歳のせいじゃいっ!!!

Img_4401 濡れ衣を着せられたオンナが作った、いつかの夕食。

カジキマグロのフライ。
タルタルソース添え。

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2008年2月 7日 (木曜日)

臭いオトコ

数日前からだろうか?
夫が「臭い!臭い!」を連発するようになった。

アタシが、「一体、何がそんなにクサイのか?」
と、問いただしてみると、

なんと

自分自身が臭い!」

と、言うではないかっ!

これは一大事である!

匂いの原因が他にあるのなら、それを取り除けばよいのだが、
自分自身が臭いのでは如何ともし難い。
臭い思いをしたくなければ、もう死ぬしかないではないか・・・

アタシは、更に夫を問いただす。
「どこが、どうクサイのか?」と。

夫は、淡々と語り始めた。

「最初は犬臭かったんよな。
 それが最近は、犬のニオイとも違う臭さだ。」と。

更に夫は語り続ける。

「ワシは最初、着とるスーツが臭いんかな?思うたんよ。
 それでスーツを着替えたんじゃけど、まだ臭いんよ。」

更に更に、夫は語り続ける。

「次に疑うたんは、足の臭さなんよな。
 それで靴下を匂うてみたんじゃけど、
 逆にコレはエエ匂いがするんよ。洗剤のエエ匂いが。」

夫は自分の鼻先に足を持っていき、
匂いを嗅ぐ仕種をしたあと、
「うん、コレはエエ匂いじゃ・・・」
と、ひとりごちる。

ヨガでもやっているような夫の仕種に
アタシは必死で笑いをこらえたのだが、
夫はあくまで真剣である。
なんとか臭いの元を突き止めようと
難事件を追うデカの如き眼光の鋭さである。

アタシは益々笑いを噛み殺す。

いや、本当は笑ってはいけない事態なのかもしれない。
自分自身が臭いという夫を持った
我が身の不幸を嘆くべきなのであろうか?

しかし、元来不謹慎なアタシは、
夫が真剣になればなる程、笑いを禁じえない。

出来れば、
「アッハッハッ!臭いってよぉ~!
 自分自身が臭いってよぉ~!
 そりゃ~死ぬしかねぇじゃろう~!アッハッハッ!」
と、笑いすぎてよじれそうになる腹を抱えて
その辺をのたうち回りたい心境ではある。
(いや、アタシの頭の中では充分にのたうち回っていたのであるが・・・)

夫はアタシのそんな心中を知る由もなく、
ガックリと肩を落とすと、
「もしかして、これが加齢臭というやつなんかな・・・
 ワシもジジイになったもんじゃな・・・」
と、つぶやいた。

加齢臭!

そうだ!夫の臭いの元は、まさにそれに違いない!

しかも、夫曰く、その臭いは「尋常ではない臭さ!」
であるらしい!

誠に気の毒としかいいようのない事態である。

ジジイへの階段を着実に上りつつある夫は、
数年前からトイレが異様に長く、小便のキレも悪いようだ。
加えて、数年前に原因不明の血尿で病院を受診した際には
「前立腺が年齢の割に大きい。」
とまで宣告されているのだ。

棺桶に片足を突っ込みつつある夫に、
今年のバレンタインには、
強力脱臭材か、尿漏れパンツをプレゼントするべきか?
と、冗談半分に考えているアタシである。

余談だが、

名誉のために名前は伏せるが、
「耳たぶの後ろをこすり、
 その匂いを嗅ぐとオッサンのニオイがする!」
と言うオンナをアタシは知っている。

何を隠そうそのオンナは、アタシの妹である。

Img_4426 尋常ではない臭さの夫のドカジャンでくつろぐLEO。


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2007年12月18日 (火曜日)

ビビるオトコ

昨日「防災訓練」の記事を書いたことで思い出した。

それはもう2,3年前・・・いや、もっと前になるか・・・

季節は今と同じ師走の慌ただしい時期であった。

仕事から帰宅した夫が、
「今日な~、メチャメチャこえ~目に遭うたんで!
 わしゃ~ビビってションベンチビるか思うたわ!」
と、目ん玉ひん剥いて言う。

夫の言う事はいつも大袈裟だ。
ションベンをチビりそうなほど恐ろしい事と言ったところで
どうせ大した事件でもあるまい。

アタシは話半分に聞くことにした。

そんなアタシの予想に反して、
夫はとてつもない事を言い始めた。

「今日、強盗に遭うたんでぇ~!」

な、な、なぬっ!強盗となっ!

それは一大事ではないかっ!
お前さん、よくぞご無事で・・・

幾分、時代劇がかった心境になりつつ、
アタシは話の先を促した。

・・・夫は興奮気味に話を続ける・・・

「年賀状の印刷で急ぎのがあったから、
 郵便局に行ったんよ!中に入ったら、強盗がおってや~!」

おぉ!強盗がっ!

「ピストル持っとって、『手を挙げろ!』言よ~るがん!
 みんな手を挙げとるし、ワシもすぐに手ぇ挙げたがん!」

アホな夫にしては、なかなか賢明な判断である。
ここで変な正義感を振りかざし、

ズドン!とやられてはかなわない。

「強盗なぁ~、現金奪うて逃げて行ったんでぇ!」

そりゃ~、一大事ではないかっ!
こりゃ~ニュースになっとるわ!

うん、ションベンチビるよ!
こんな事件に巻き込まれたんだからな!
アタシなら間違いなく漏らしちゃってるよ!

アタシはあたかも自分がその場に遭遇していたような錯覚にとらわれ、恐ろしさのあまり、身震いした。

すると、夫、

「防犯訓練じゃったんよ。」

は???なぬ???

ぼ・う・は・ん・く・ん・れ・ん???

「そういやぁ~、入口でオバハンの局員が何か言うとったなぁ~。
 防犯訓練中じゃから、中に入るな。言うとったんかなぁ?
 わしゃ~急いどったからな!ホンマ、ビビったわ!」

アホな夫は、局員の制止を振り切って中に入り、
防犯訓練とは知らず、ニセモノの強盗に手を挙げたのである。

アホか!

勝手にションベン、チビっとけっ!

まあ、本物でなくてよかったけどな。

皆さん、年末は物騒な事件が起こります。
くれぐれも、ご注意を!

Img_4277 本文とは関係ないが、先日の鍋の画像。

らりっくまから指摘のあったビンボー臭ぇ新聞紙は
今回も大活躍だ。


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2007年12月13日 (木曜日)

鼻毛切りを熱望するオトコ

何を思ったか夫が、
「鼻毛切りが欲しいっ!」と、言い出した。

確かに、鼻毛の手入れはエチケットではあるが、
こちとら、夫の鼻毛事情にはてんで興味がない。

たとえば、バカボンのパパの如く、
夫の鼻毛がボワァ~!と、鼻からはみ出ていようが
そんなの知ったこっちゃない。
(まあ、実際にそんな状態だとマジで離婚を考えるかもしれないが。)

なので、

「鼻毛切りぃ~?そんなモンがなんで必要なんだっ!
 いらん、いらん!鼻毛切りなんてオマエには贅沢品だっ!」

と、要求を退けていたのだが、
夫は執拗に「鼻毛切りを買うてくれ!」
と、アタシに迫るのである。

ケッ!何、色気づいてやがるんでぃ!

と、いまいましく思っていたアタシであるが、
夫は寝ても覚めても「鼻毛切り」の事ばかり言う。

そしてその勢いは、

「鼻毛切りがないと年が越せない!」
ぐらいに高まってしまった。

こうなると厄介だ。

喧嘩好き(?)のアタシとしては、
「鼻毛切りを巡る一悶着」ぐらい起こしてもいいのだが、
なんだか、今回はそんな気力もない。

何より、

鼻毛切りをそんなにも熱望する夫が
少し哀れになってきたのである。

値段を聞くと「千円チョイ」で買えるという夫。

夫の言葉を鵜呑みにしたアタシは、
シブシブではあるが、鼻毛切り購入に同行することにした。

だが、

ここで念をおしておかねばならない事がある。

以前夫は、「電気カミソリが欲しい!」と、熱望して止まず、
夫の要求通り「電気カミソリ」を買い与えたのだが、
奴め、2回ほど使っただけで
「やっぱ、電気はおえん!」
と、使わなくなったのである。

しかも、そのブツは大枚をはたいて買ったのである。

そんな経緯があったので、今回は
「ホントに使うんじゃろうな!」
と、釘をさしておかねばならないのだ。

果たして夫の反応は、「ホントに使う!」と、
鼻毛を切る気マンマンなようで、
今すぐにでも鼻毛を切りそうな勢いである。

どうやら、奴の決意は固いようだ。
アタシは夫の決意の固さを信じることにした。

そして!

夫は、鼻毛切りをまんまと手に入れたのである。

喜び勇んで帰宅した夫は、早速、鼻毛を切り始めた。

「おぉ!すげぇ!コレは、すげぇでっ!」

得意満面で鼻毛切りを操る夫を、アタシは冷たい視線で一瞥した。
たかが、鼻毛切り如きで一喜一憂する夫は、
あまりにも、ちいせぇ!

アタシが夫の事をそんな風に思っていることなど
露ほども知らぬ夫は、
「鼻がスースーするなっ!コレはええでっ!」
と、尚も鼻毛切りに対して
あらん限りの賞賛の言葉を浴びせていた。

あまりにも、ちいせぇ!

・・・奴に会ったら聞いてごらん。
「鼻毛切りの調子はどうだい?」と・・・

きっと奴は目を輝かせてこう答えるだろう。

「おぉ!ええでっ!メチャクチャええでぇ!」・・・と。

余談だが、

夫が「千円チョイ」で買えると言った鼻毛切りは、
実は「1400円」もした贅沢品である。

うぬぬ・・・やられた!

Img_4252

Img_4254

Img_4264 鼻毛切りなど、どうでもええオンナは、
依然、「メタボ祭り」の渦中にいる。

上から、

いつかの夕食。
いつかの昼食。
いつかのおやつ。



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2007年9月28日 (金曜日)

詐欺られたオトコ(続きその5)

さて、さて、さて、さて、さて・・・

なんとかおとんを説得し、
クーリングオフにまで持ち込めた。
あとは、こちらが指定した日に業者がやってきて
例のアヤシゲな機械を取り外してくれさえすれば
この事件は「ジ・エンド」である。

そして・・・

運命の25日がやってきた。

この日、どうしても実家に赴く事が出来なかったアタシは、
モンキー、めがねざるの両隊員に任務を託し、
対策本部にて、報告を待つ。

だが・・・

昼まで待っても「任務完了しましたっ!」との報告はない。

そこで・・・

実家に「おい!どうなっているんだっ!」
と、確認の電話を入れてみる。

どうやら、敵はまだ現れないようだ。

その後もジリジリしながら報告を待つアタシ。

そしてようやく・・・

「先方に確認したら、これから伺いますとのことです。」
との一報が入り、
事件終結に向けてやっと動き出したかっ!
と、ホッと胸をなでおろす。

・・・思えば長い道程だった、
 ヤレヤレ、これでやっとカタがつきそうだ・・・

そんな感慨にふけっていると、
それを打ち破るように電話のベルが鳴る。

おぉ!任務完了の報告かっ!

喜び勇んで電話に出たアタシの耳に響いてきたのは、
どこか浮かない、モンキーの声だった。

「あのなぁ・・・今日、来れんなったらしいんよ・・・」

なぬ???今日は来れないぃぃぃぃ~!

それは一体どういうことだっ!

モンキーを問い詰めてみると・・・

「それがなぁ・・・来る途中に人を轢いた、とか言うんよ・・・」

えぇぇぇぇ~!人を轢いたぁ!!!

業者が言うには・・・

来る途中で事故を起こしてしまい、人を轢いてしまった。
今、警察を呼んでいるので今日のところは勘弁してほしい。
機械は後日必ず取り外しに行きますから。
もう、新たな契約はしませんから。

とのことらしい。

ホンマかいや???

「人を轢いたぁ~?でも、そんなのカンケーねぇ!」

そう言ってやりたいところだが、
業者は動転しており、
今日行けない事を低姿勢で詫びたと言うのだ。

人を轢いて警察沙汰とは、天罰が下ったということか。
ついでに別件(詐欺容疑)でも逮捕されればおもろいけどな。

・・・そんな訳で・・・

例のアヤシゲな機械はまだ取り外されてはいない。

人を轢いたというのも、低姿勢なのも、
もしかしたら作戦かもしれないと、疑り深いアタシは思うわけである。

まだまだ油断はできないのだっ!

Img_2661

ふ~ん・・・人を轢いたんか・・・

天罰やな。

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2007年9月27日 (木曜日)

詐欺られたオトコ(続きその4)

さて、さて、さて、さて、・・・

今日は「消費者センター」へ行くというその日。
アタシは例によって、またもや呑気にパソコンをしていた。

すると、鳴り響く電話のベル。

「今、お父ちゃんが振込用紙を持って家を出た!」

にゃ、にゃ、にゃ、にゃにぃぃぃ~!

緊迫したおかんの報告に、慌てふためくアタシ。

すわ!一大事である!

これではおとんを説得し、
クーリングオフの手続きをとるという計画が「おじゃん」ではないかっ!
いや、お金を払った後でも、クーリングオフは出来るのだが、
悪徳業者の場合、お金が返ってこないことがある。

これは呑気にパソコンなんてしてるバヤイではないっ!

アタシは、おかんからおとんの行くであろう郵便局の電話番号を聞き出し、
恥をしのんで局員に事情を打ち明けた。
「これから○○というオトコがお金を振り込みに行くが、
そやつはアタシの父親で、詐欺被害にあってるのでごじゃる!」と・・・

局員は話を聞き、
「わかりましたでごじゃる!お父様がお見えになったら
 家に電話をするように言うでごじゃる!」と、対応してくれた。

アタシがハラハラしながら電話を待ち受けていると、
またもや、鳴り響く電話のベル。

「今、お父様がお見えになりました。」
と、局員の声の後、おとんが呑気に電話口に出る気配。

「あぁ・・・お父ちゃん?
 悪いと思ったけど契約書を勝手に見たんよ。
 それで調べてみたけど、どうもアヤシイ会社なんよ。
 お願いじゃから、今日のところは振込待ってくれるぅ?」

アタシは芝居がかった切実な声を喉元から絞り出し、
おとん説得のために全神経を集中した。

「はいはい、わかった。」
おとんはアッサリとアタシの忠告を受け入れ、
電話を切った。

やった!被害を水際で食い止めたぞ!

アタシが満足感に浸っていると、
またもや、鳴り響く電話のベル・・・

「今、お父様が帰られたんですけど、
 あの電話の後、お金を引き出されてですねぇ~、
 振り込みの手続きをされようとしたんです。
 それで、失礼とは思いましたが、
 もう一度ご家族と相談なさってください。と、申し上げ、
 今日のところはお帰りいただきました。」
と、言うではないかっ!

にゃ、にゃ、にゃ、にゃにぃぃぃ~!

アタシは全神経を集中しての小芝居が功を奏さなかったことを知り、
電話口でガックリと肩を落とした。

クソオヤジめ!
アタシが必死で説得したにも関わらず、
まだカネを払いたがるなんて!
そんなに詐欺にあいてぇのかっ!

怒りが沸々と込み上げてくるアタシ。

・・・その後・・・

消費者センターに相談に行くも、
やはり、おとんの意思での「クーリングオフ」が必要とのこと。

そして・・・

なんとかおとんを説得し、
こちとら、消費者センターに相談してるんやで!
との雰囲気を匂わせた書類を作成し、
おとんの署名入りで配達記録にてクーリングオフの手続きを済ませた。

それが、期限ギリギリの18日のことである。

あとは・・・

業者との直接対決のみである。

あのアヤシゲな機械を取り外してもらわなければ
事件は解決したとはいえないのだ。

だがっ!

ここでまたもや、思わぬ事態が発生してしまったのである!

この結末やいかに!

Img_2610

もうええがな、おとんの詐欺被害の話は。
払いたいヤツには勝手に払わせたったらええねん・・・

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2007年9月26日 (水曜日)

詐欺られたオトコ(続きその3)

さて、さて、さて・・・

フンドシの紐をギュっと締め直した我々は、実家に到着した。

おとんは畑仕事をしているようだ。

これは好都合だ!

我々は、おとんの寝室の引き出しから例のブツ(契約書)
を取りだすと、おとんが帰らないうちにとコピーをする。

続いて現場検証だっ!

我々は事件の舞台となった湯沸かし器が置かれている
家の裏手へと回った。

早速、業者が取り付けた例のブツ
(水圧を上げるという機械なるもの)の撮影をする。

Image0043_2 

ふぅ~む・・・これか・・・

中身が見えないようにガムテープでぐるぐる巻きにしてある。
怪しい!見るからにアヤシイ!

ホントにこんなちゃちくせぇ物が24万もするのだろうか?

傍らで我々の行動を見守っていたおかんに聞いてみる。
「なあ、コレの説明書みたいなものがある?」

「あるよ!」即座に答えるおかん。
(オマエは「HERO」出てくる田中要次かっ!)

おかんに渡されたパンフレットを見る我々。
これがまたアヤシイ!

要するに、この機械は水道水を磁化水に変える装置らしい。
(最初は浄水器と言い、その次は水圧を上げる機械だと言った業者の説明はウソである。)
パンフレットにはその効能が書いてあり、
どこやらの大学教授がもっともらしくコメントを寄せているのであるが、
胡散臭さがプンプン臭ってくる。

そうこうするうちに、おとんが畑仕事から帰ってきた。

おとんに挨拶をした我々は、事情聴取を開始した。

単刀直入に「新たな契約を結んだじゃろ!」
と、切り出したいところであるが、
キレられると厄介なことになるので遠まわしに聞いてみる。

だが・・・

おとんは「カタがついた。」の一点張りで、
頑として口を割らない。

事前に「消費者センター」に問い合わせたところによると、
おとんは未成年者でも認知症でもないので、
我々が勝手に「クーリングオフ」をする訳にはいかないとのこと。

つまり・・・

おとんの意志でクーリングオフをするしかないのだ。

だが・・・

おとんは頑として口を割らない。
ヤツは秘密裏のうちにカネを払う気満々である。
こんなインチキ臭い機械に12万もの大金を。

おとんからの供述が望めそうにないので
業者の実態を探るべく、名刺に書かれていた会社の所在地に行ってみることにした。

大した進展もなく、スゴスゴと実家を後にした我々は、
ひとまず、モンキーの家にて作戦を立て、
同様の被害がないかネット検索したり、
会社の所在地を地図で確認したりした。

幸い、会社はモンキーの家から近い場所にある。
とりあえず、外観だけでも確認しようと現地を目指す。
イキナリ訪ねて怖いおっさんとか出てくると困るので。

ところがっ!

モンキーが
「あった!あった!あの場所にこんな会社があった!
 看板見たもん!」
と、言ったにも関わらず、所在地と思しき場所にそんな会社はない。

ったく!モンキーのヤロー!

オマエの「あった!あった!」は「あった!」試しがない。
この前の「鬼嫁旅行」の下見の時もその言葉に騙されたアタシである。
オマエは詐欺師かっ!

結局・・・

会社も見つけられないまま、この日の任務は徒労に終わった。

ガックリと肩を落とした我々は、
翌日は「消費者センター」に行くことにする。

クーリングオフの有効期限までは1週間ほどである。

我々はおとんを説得し、契約破棄に持ち込めるのだろうか?

道程はまだまだ遠い・・・

Img_2554

おとんの悪徳商法被害の話もいいがね、
たまにはボクのことも書いてよぉ・・・


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2007年9月25日 (火曜日)

続続・詐欺られたオトコ

さてさて・・・

業者の罠によって、新たな契約を結んでしまったおとん。
しかも、おとんはこの事をおかんには内緒にしていた。

業者が帰った後、おかんが問い詰めると
「もうカタがついた。」と、言うおとん。
しかし、怪しげな機械は取り付けられたままである。
そのことをおかんが追及すると、
「いや、あれはタダ同然じゃから・・・」
と、言葉を濁すおとん。

その言動を不審に思ったおかんは、
おとん専用の引き出しを開け、
そこに新たな契約書があるのを見つけ
慌ててアタシに電話をしてきたというわけだ。

これは厄介な事になった・・・

おかんは契約書の事を問い詰める勇気はないと言う。
なぜなら、おとんは「短気」であるからだ。

・・・以前・・・

おとんがトイレに入っているのを知らずに電気を消したおかんに、
「コラァ~!人がトイレ