追憶・ポキランなオンナ達(困惑の画廊喫茶編)
突然だが、
チミは「ガロウ喫茶」へ行った事があるかっ!
ナニ???
ヤロウ(野郎)なら知ってる???
ジロウ(痔ろう)には、なったことがある???
ウン、「痔ろう」は痛いよ。
しかも「イボ痔」と違って手術も難しいらしいんだってな。
↑
痔持ち夫からのプチ情報。
違ぁ~う!
アタシが言いたいのは「ガ・ロ・ウ」!
つまり、「画廊喫茶」の事である。
・・・アレはまだアタシが、雰囲気のイイCAFEはないものかと
○○町界隈を彷徨していた頃の話だ。・・・
その日、ヒマを持て余していたアタシは、
「チミ、どうだい?ヒマかい? それならば、アタシと一緒に
○○町辺りで『行きつけの店』になるような、
オシャレなキャッフェを探してみないかね?」
と、モンキーをそそのかし
「オシャレCAFEを探そうプロジェクト」の道連れにした。
とは、いっても、
その頃のアタシは「○○町」にはまだ不案内であり、
どこへ行けば「オシャレなキャッフェ」なるものがあるのかもわからない有様であった。
・・・ただ、やみくもに○○町をウロウロする挙動不審なオンナが二人・・・
挙動不審なオンナ達は、
何度も同じ路地を行きつ戻りつ(不案内ゆえ、方向オンチ)
まだ見ぬ「オシャレ・キャッフェ」を求め
ジプシーの如く彷徨った。
と、その時!
「画廊喫茶○○○」の看板がっ!
↑
検索を恐れ、あえて名は伏す。
おぉ!「画廊喫茶!」
「チミチミ、なんだかゲ~ジツ的なニオイがしないかね?」
と、およそ芸術的センスのカケラもないアタシは、
ない物ねだりをするように、
「画廊喫茶」への興味を一気にかき立てられた。
「チミ、どうする?入ってみるかね?」
アタシの問いかけに、
歩きづめで疲れていたモンキーは、一も二もなく賛成した。
♪~カランコロン~カラン~♪
扉を開けると軽快な音色のドアベルが鳴る。
・・・いや、ドアベルは?あったか???
・・・わからない。
・・・覚えていない。
ココは、この場を盛り上げる演出だと思っていただきたい。
ふぅ~む・・・
画廊喫茶だけあって壁にはたくさんの絵画が飾られてある。
ゲ~ジツだな。
ん?んんん???
ナニっ???
ゲ~ジツ的な絵画から客席へと視線を転じたアタシは、
我が目を疑った!
ジイさん、バアさん、バアさん、ジイさん、
も一つ、ジイさん。。。
ものの見事に客席はジジババのオンパレード!
ナニっ?
ココって、ジジババ御用達?
それとも「老人ホーム」???
ジジババ達はそれぞれ客席に陣取り、
ある者は雑誌を読み、
またある者は雑談に興じ、
はたまたある者は、目を閉じ微動だにしない。
瞑想しているのか、妄想しているのか、
それとも死んでいるのか・・・←コラっ!口を慎め!
ともかく、
老人一色の店内に足を踏み入れた我々は、
間違いなく「異端児」である。
どうやら、本日の企画は、
「オシャレCAFEを探そうプロジェクト」から、
「喫茶探訪・お年寄りの集う憩いの茶飲み処」
に、企画変更しなければならないようだ。
さあ、このあとの展開はどうなる?
その模様は次回の記事へと続く!
りらっくまのご要望にお応えして
昨日のモ~ミン&今日のモ~ミン。
スパサラは昨日の夕食の残り。
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