カテゴリー「ポキランガイド」の記事

2008年4月 4日 (金曜日)

追憶・ポキランなオンナ達(困惑の画廊喫茶編)

突然だが、

チミは「ガロウ喫茶」へ行った事があるかっ!

ナニ???
ヤロウ(野郎)なら知ってる???
ジロウ(痔ろう)には、なったことがある???

ウン、「痔ろう」は痛いよ。
しかも「イボ痔」と違って手術も難しいらしいんだってな。

痔持ち夫からのプチ情報。

違ぁ~う!

アタシが言いたいのは「ガ・ロ・ウ」!

つまり、「画廊喫茶」の事である。

・・・アレはまだアタシが、雰囲気のイイCAFEはないものかと
○○町界隈を彷徨していた頃の話だ。・・・

その日、ヒマを持て余していたアタシは、

「チミ、どうだい?ヒマかい? それならば、アタシと一緒に
 ○○町辺りで
『行きつけの店』になるような、
 オシャレなキャッフェを探してみないかね?」

と、モンキーをそそのかし
「オシャレCAFEを探そうプロジェクト」の道連れにした。

とは、いっても、

その頃のアタシは「○○町」にはまだ不案内であり、
どこへ行けば「オシャレなキャッフェ」なるものがあるのかもわからない有様であった。

・・・ただ、やみくもに○○町をウロウロする挙動不審なオンナが二人・・・

挙動不審なオンナ達は、
何度も同じ路地を行きつ戻りつ(不案内ゆえ、方向オンチ)
まだ見ぬ「オシャレ・キャッフェ」を求め
ジプシーの如く彷徨った。

と、その時!

「画廊喫茶○○○」の看板がっ!
         

           検索を恐れ、あえて名は伏す。

おぉ!「画廊喫茶!」

「チミチミ、なんだかゲ~ジツ的なニオイがしないかね?」

と、およそ芸術的センスのカケラもないアタシは、
ない物ねだりをするように、
「画廊喫茶」への興味を一気にかき立てられた。

「チミ、どうする?入ってみるかね?」

アタシの問いかけに、
歩きづめで疲れていたモンキーは、一も二もなく賛成した。

♪~カランコロン~カラン~♪

扉を開けると軽快な音色のドアベルが鳴る。

・・・いや、ドアベルは?あったか???

・・・わからない。
・・・覚えていない。
ココは、この場を盛り上げる演出だと思っていただきたい。

ふぅ~む・・・
画廊喫茶だけあって壁にはたくさんの絵画が飾られてある。
ゲ~ジツだな。

ん?んんん???

ナニっ???

ゲ~ジツ的な絵画から客席へと視線を転じたアタシは、
我が目を疑った!

ジイさん、バアさん、バアさん、ジイさん、
も一つ、ジイさん。。。

ものの見事に客席はジジババのオンパレード!

ナニっ?
ココって、ジジババ御用達?
それとも
「老人ホーム」???

ジジババ達はそれぞれ客席に陣取り、
ある者は雑誌を読み、
またある者は雑談に興じ、
はたまたある者は、目を閉じ微動だにしない。
瞑想しているのか、妄想しているのか、
それとも死んでいるのか・・・←
コラっ!口を慎め!

ともかく、

老人一色の店内に足を踏み入れた我々は、
間違いなく
「異端児」である。

どうやら、本日の企画は、

「オシャレCAFEを探そうプロジェクト」から、

「喫茶探訪・お年寄りの集う憩いの茶飲み処」

に、企画変更しなければならないようだ。

さあ、このあとの展開はどうなる?

その模様は次回の記事へと続く!

Img_6025 Img_6046

りらっくまのご要望にお応えして
昨日のモ~ミン&今日のモ~ミン。

スパサラは昨日の夕食の残り。

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2008年3月29日 (土曜日)

追憶・ミシュランなオンナ達(屈辱のドッグカフェ・続編)

まずは本編に入る前に、軽くニュースをお伝えしたい。

※ 日本初の有人宇宙施設「きぼう」を設置し、
先日、無事帰還を果たした宇宙飛行士「土井隆雄」(53)さんであるが、
なんと!彼は、アタシの夫と娘の母校である「三門小学校」の卒業生である。

土井さんは東京生まれだが、
父親の仕事の関係で小学6年の時「三門小」に転校し、
同小を卒業している。

今回の飛行では
「母校ゆかりの品を宇宙に持っていきたい」
という、土井さんの希望を受け、
宇宙航空研究開発機構から同小に相談があり
学校側は、
「三門小を象徴する制帽をぜひ!」
と、提案したところ、
三門小の制帽が「宇宙旅行」を果たしたのである!

尚、宇宙旅行をした制帽は、
6月頃同小に届けられる予定だとか。

・・・以上、「POKI’S ニュース」のコーナーでした。

スゲぇ!

※ 三門小のHPはこちらから。
       ↓

http://www.city-okayama.ed.jp/~mikados/

さて、

壮大なる「宇宙旅行」のニュースをお伝えした後は
地面に這いつくばって
今日もおバカな醜態を晒している
アタシのブログでお楽しみいただきたい。

・・・ヒマにまかせて、「ドッグカフェ」へと潜入した我々・・・

しかしその実態は、
我々の想像とは遥かにかけ離れていたっ!

耐えがたき「ケモノ臭」に耐え、
ほうほうのていで客席へと到着した我々。

柵に囲まれた客席に腰を落ち着けた我々は、
もはや「囚われの身」同然である。

「いらっしゃいませぇ~!」

和やかな笑みを浮かべ
旧知の友の如く近寄る「オーナー夫人」に、

「ガルル!ガルガル!!!」

またしても牙を剥き、臨戦態勢のアホ犬「LEO」。

すんません・・・ホンマすんません・・・

 このイヌってば、臆病でして・・・」

度重なる失礼に対し、
やや卑屈になりながら詫びを入れるアタシ。

冷汗をかきながらも、どうにかランチを注文する。

相変わらず「ケモノ臭」漂う店内。
果たしてこんな状況下で、おいしくランチが頂けるのか・・・

一抹の不安を抱える我々の元へ
またしても登場するオーナー夫人。

どうやらLEOと絡みたい様子ではあるが、
LEOは唸り声をあげ、オーナー夫人を威嚇する。

(あぁ・・・もう、ほっといて下さい・・・
 ご覧の通り臆病なイヌでやんすから・・・
 我々の事は、どうかお気になさらずに・・・)

そんなアタシの心の叫びなど聞こえはしないのだろう。
オーナー夫人は威嚇するLEOをものともせず
近づいてくる。

その様子からは
『イヌ好きのメンツにかけても
どんな手ごわいイヌも手なずけてみせるっ!』
とでもいうような闘志が伝わってくる。

そして!

ションベンちびりそうなほど怯えていた臆病犬「LEO」は、
激しく吠えまくり、オーナー夫人の喉元を
ガブリ!

いや、ウソです。
ウソ言いました・・・

・・・臆病犬「LEO」が咬みついたのは「手」だった・・・

いやぁ~良かった!
喉元じゃなくって・・・

って!呑気に構えてるバヤイじゃない!

オーナー夫人は咬みつかれた手を見ながら、
「いいよ、もっと咬みついて!」
と、不敵な笑みを浮かべLEOを挑発し始めた。

(あぁ・・・お願ぇでごぜぇます・・・
 あっし達のことは、どうぞほおっておいておくんなせぇ・・・)

アタシの心の叫びは、オーナー夫人には届かない。
尚もLEOを挑発し続け、
「咬みたいだけ、咬めばいいっ!」
みたいな事を口走り・・・

・・・この辺の状況は、もはやアタシの記憶にない。
何しろLEOがオーナー夫人の手を咬むという
想定外の出来事が勃発したのだから・・・

そして、数分後・・・

LEOを手なずける作戦に失敗したオーナー夫人は、

「このイヌはカミイヌになるよ。」

と、おごそかに告げた。

カミイヌ?・・・それは一体・・・
神犬?・・・もしかして神がかり的なイヌ???
・・・の、事か???

いや、違う・・・

はっ!

「咬みイヌ」!!!

・・・そう・・・「咬みイヌ」・・・

オーナー夫人は、
LEOに「咬みイヌ」宣言をした後、
「今は仔犬だからいいけど、今のうちに躾をしておかないと
 成犬になってから大変なことになるよ。
 ・・・そもそも犬の躾は・・・ペラペラ・・・ペラペラ・・・ペラペラ・・・」


と、イヌの躾についてクドイほどペラペラと饒舌に語っていたが、
もはやアタシの耳には、その言葉は一切届かなかった。

「咬みイヌ宣告」を受けたことで
アタシの頭はパンクしていたからだ。

こんなにも、こんなにも愛くるしいアタシの愛犬が、
よもや
「咬みイヌ」だったとは・・・

そのあと出てきたランチの味なんて
わからない程に動揺していたあたしは、
そそくさとランチを平らげ、
一刻も早くこの場から立ち去りたいと思った。

出来ることなら、この場から消え去りたい・・・
心底そう思った。

・・・以来・・・

咬みイヌとダメ飼い主の烙印を押された我々は、
二度と「ドッグカフェ」には近づいてはいない。

その後、あのドッグカフェから
「イベントのご案内」などのハガキが来る度に
胸がキュゥ~ンとなるアタシがいる。

Img_4533 Img_4534 咬みイヌの烙印を押されたLEO。

Img_5798 モーニング特集に先駆け、
我が家の本日のモーニング。

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2008年3月28日 (金曜日)

追憶・ミシュランなオンナ達(屈辱のドッグカフェ編)

愛犬を連れてドッグカフェに行きたいっっっ!

イヌを愛してやまない「愛犬家」の皆さんなら
1度はそう思った事があるだろう。

かくいうアタシもそうである。


かつては「ネコ派」だったアタシだが、
我が家に「LEO」がやってきてからというもの
初めて飼うイヌの魅力に、すっかりとりつかれてしまった。

※「LEO」が我が家に来たいきさつ、
及び、イヌの魅力について熱く語るアタシの記事は
こちらから。
               ↓
http://hiro-min.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_65ba.html

イヌは素晴らしい!
人生のパートナーである!

アタシはイヌの素晴らしさを説く「宣教師」の如く
事あるごとにイヌの魅力について熱く語っていた。

だが、

「もう、イヌなしの人生など考えられないっ!」

と、熱く語るアタシに対し、妹達の反応は、

「面倒臭ぇがん、イヌって。それにカネかかるやろ?」

と、割と冷淡であった。

それでもメゲずにイヌの魅力を語り続けて幾星霜。
未だに妹達の賛同は得られず、
我が一族では「ネコ派」が主流を占めている。

誠に嘆かわしい限りである・・・

・・・本日の「ポキラン」は、
イヌを飼い始めて数か月たった頃の話である・・・

その日の我々(アタシ、めがねざる、モンキー)は、
ヒマを持て余していた。

なんか、オモロイ事はねぇもんか?

とりとめもなく、そんな事を考えていた我々に、
フト、いい考えが浮かんだ。

そうだ!ドッグカフェに行こう!

「ドッグカフェ」・・・
愛くるしいワンちゃんと、ステキな飼い主の皆さんが、
互いの愛犬を誉め、イヌの魅力について存分に語り合える
夢のような「社交場」。
どんな素晴らしい出会いが我々を待ち受けているだろう!

傍らを見れば、ちょうどおあつらえむきにイヌが寝そべっている。
躾もまだ完璧とは言えない(未だに完璧ではない)し、
少々アホではあるが、問題ないだろう。

そうだ!ドッグカフェに行こう!

そう思い立った我々は、
傍らに寝そべるアホ犬を引き連れ、
ノコノコと「ドッグカフェ」へと出かけたのである。

・・・まさか、この後に屈辱的な出来事が起こるなどとは想像もしないで・・・

さて、

「ドッグカフェ」へと到着した我々は、
初めての経験に
「初めてのおつかい」に登場する子供の如く
緊張した面持ちで店内を覗き見る作戦に出た。

怪しく店内を覗く我々に対し、

「いらっしゃいませ!どうぞ!どうぞ!」

満面の笑みをたたえ
この店のオーナーと思しき男性が、
入口付近で我々を歓迎する。

恐る恐る、店内へと足を踏み入れる我々。

と、イキナリ!

「ガウゥ~!!ガウガウ!!!」

牙を剥き、この店の看板犬に喧嘩を売るアホ犬「LEO」。

すんません、ホンマすんません・・・

 コラっ!吠るのやめんかいっ!」

オーナーにヘコヘコと謝り、
アホ犬を叱りつけつつ店内の奥へと進む我々。

店内は・・・

く、臭い!ケモノ臭い!

なんだか、野獣臭いニオイを
強引に「消毒薬」で押さえつけたニオイ!
ケモノ臭と消毒薬が織りなすハーモニー。
相容れない二つのニオイのハーモニーは
とてつもなく
臭ぇ!

強烈なニオイに耐えつつ、
唸り声をあげ続けるアホ犬を押さえつけながら
尚も奥へ奥へと進む我々。

辿り着いた客席は・・・

お、檻?コレって檻っすか?

客席は1ブースごとに柵で仕切られていた。
イヌが逃げ出さないためか、
はたまた客が逃げ出さないためか・・・

その真偽のほどは定かではないが
客席は柵で仕切られ、
その柵にはご丁寧にも鍵までついている。

おまけに客は人っ子一人いやしない!

な、なんか、想像と違うんだけど・・・

初めてのドッグカフェにて、
想定外の出来事だらけで戸惑う我々。

だが、

これは、ほんの「プロローグ」に過ぎない!

我々の本当の受難は、これからである!

・・・その模様は次回の記事へと続く!

Img_5049 Img_5796

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2008年3月27日 (木曜日)

ポキランなオンナ(その9・媚び媚び編後半)

夫は、ヤリ手ババア(アタシ)に、
「ダンナ!ダンナ!イイ店がありやすゼ!」
と、囁かれてからというもの
「On★ya」の事が、気になって気になって仕方がないようであった。

「行ってみてぇなぁ~!ソノ店!アソコがムズムズするゼぇ!」

・・・すいません、後半部分はアタシの妄想である・・・

夫のアソコはムズムズしてはいないと思うが、
夫はしきりと
「行ってみてぇ!」と繰り返す。
まるで、フーゾクに行きたがるエロオヤジの如く。

こうまでいとも簡単に喰らいついてくるとは、
アタシも想定外の出来事といってよい。

そしてある晩、仕事を終え早めに帰宅した夫は、
「お母さん、今晩行ってみん?アノ店に。」
と、アタシに打診してきたのである。

夫の熱意に打たれたアタシは
「On★ya」に行く事を快諾し、
夕食を食べ終えると早速出かけることにした。

車で奉還町方面へと向かう我々。

と、その時!

アタシのケータイから、愛しの要さんの歌声がっ!
(そう、アタシの着メロは言わずと知れたスタレビである。)

電話の相手は「めがねざる」であった。

何ともタイムリー!
アタシが、「今、奉還町に出来たオシャレなキャッフェに行く途中なんよ。」
と、報告すると、

「アンタ!アノ店に行くつもりなんじゃろ!
 アノ、オシャレな店にっ!
 その店、今月の『タウン情報』に載っとったんよ!」

と、コーフン気味にまくしたてる。

荒い鼻息が、ケータイ越しに伝わってくるほどの迫力だ。
あまりの勢いにけおされたアタシは、
「アンタも行くぅ?今、アンタんちの近くやでぇ?」
と、誘いの言葉をかけてみる。

「行く!行く!」

即座に喰いついた「めがねざる」を拾い、
「On★ya」を目指す我々。

だが、

アタシには、心配が二つ。

一つは夫に、
「JAZZの流れるオシャレなキャッフェ」
と、言っていたのだが、
JAZZがわからないアタシは、
果たしてアノ店で流れていたのは、本当にJAZZだったのだろうか?

と、いう疑問である。

何を今更!

そう、今更何を言い出すのだ、このオンナは!

確かに、あの日、あの店には心地よい音楽が流れていた。
でもそれが「JAZZか?」と、問われれば
アタシには「ハイ、それはJAZZです!」と
断言できる自信は・・・・
ナイ

あの音楽が、「ヘビメタ」や「演歌」ではないことは、
アタシにもわかる。
でも、「JAZZか?」と問われれば・・・

・・・自信は・・・ナイ・・・

それともう一つ。

毒舌を吐きまくるチンピラ調査官B(ねがねざる)を同行したことによる
「今後の成り行き」である。
チンピラの発言如何によっては、
「行きつけ」の店にするどころか、
ヘタをすれば「出入り禁止」の店になる公算は大きい。

チンピラの発言は、今後のアタシの「楽しいキャッフェライフ」を
吉とするか凶とするか!

二つの心配を抱え、
イチかバチかの大勝負にでた「山師」の心境のアタシ。

Img_5618 つ、ついに、「On★ya」に到着した。

Img_5789 「On★ya」は、先日来店した時と同じ佇まいで我々を迎え入れる。

流れる音楽は・・・

音楽は、「坂本九」だった!

アレっ?JAZZじゃない。

JAZZではなかったが、
オーディオコーナーにはJAZZのCDやレコードがあった。
(夫の確認によりそれが証明された。)

どうやらアタシは「大ボラ吹き」の汚名を着ることは免れたようである。

Img_5785 ゆったりとしたラウンジに席を取り、
まったりと珈琲をすする。

Img_5787 スウィーツは、某有名カフェで経験を積んだというスタッフの手作りである。

夫は、マスターに知ったかぶりで「JAZZ」のCDをリクエストしていた。

・・・ゆるやかな時が流れる・・・

心配していたチンピラ調査官Bの暴言も炸裂することなく、
どうやらアタシの「楽しいキャッフェライフ」も安泰なようだ。

Img_5788 帰り際、マスターに写真をお願いすると、
快く応じて下さり、記念に1枚撮らせていただいた。

ヘボキャメラマン(アタシ)の撮影ゆえ、
あまりうまく撮れなかったが
この店にふさわしい、とてもイイ雰囲気のマスターである。

スタッフの方々もとてもオシャレだった。

「On★ya」・・・毎日という訳にはいかないが、
たまにはのんびりと、贅沢な雰囲気を楽しむにはイイ店である。

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2008年3月26日 (水曜日)

ポキランなオンナ(その9・媚び媚び編)

Img_5619 ・・・今もなお、どこか懐かしい下町情緒が漂う、奉還町商店街・・・

「On★ya」・・・「音・○・屋」というそのcafeは、
そんな商店街の一角にある。

道行く人々が思わず足を止めたくなるような外観。
ガラス張りの扉を開け、店内に入る。

心地よいJAZZの調べと、アンティーク家具。
天井にはシーリングファンが回り、
馥郁たる珈琲の香りが店内を満たす・・・

なぁ~んちゃって!

本日の「ポキランガイド」は、オシャレなキャッフェにふさわしく
カッコつけたプロローグで始めてみた。

たったこんだけ書くのに「脳ミソ・フル稼働」!
あぁ・・・普段はやらねぇ事やっちまったもんで疲れた。
もうこの時点で、ヘトヘトのPOKIである。

ぶっちゃけると、
「シーリングファン」なんて言葉が出てこなくってさあ、
そこは、ソレ、
「ネット検索」ってヤツで
「天井に付ける扇風機」
で検索してみたりして。

ふ~ん、「シーリングファン」ってのか。
こりゃ~ひとつ賢くなったな!
などと、思っている次第である。

さて、

書こうかどうしようか、一晩悩んで結局書く事にした。

出来れば「行きつけ」にしたいので、
(とは言っても、ビンボー主婦ゆえ、
 しょっちゅうという訳にはいかないが。)

まあ、「たまに行くならこんな店」的な感じで
オシャレな雰囲気と珈琲を味わいたい時に
フラリと立ち寄れる店にしたいと思う。

なので、

タイトルにもあるように
「毒舌ブログ」改め、
「媚び媚びブログ」仕様でお届けする
本日の「ポキランガイド」である。

~2008年3月22日~

奉還町商店街にフラリと現れた覆面調査官A(アタシ)は、
とあるcafeの店先で足を止めることとなる。

あまりの素敵な外観に、
導かれるようにフラフラと店内に潜入する。

この日は調査の予定はなかったのだが、
デジカメはいつも持ち歩いていたのである。

早速、店員さんに
「お、お写真ダメですかねぇ~?」
と、恐る恐る切り出してみると、
「いいですよ!どうぞ!どうぞ!」
と、快く対応して頂ける。

ならばっ!激写あるのみ!

Img_5614 Img_5616

Img_5620_2 ユーズド 家具でレトロにまとめられた店内。

どうやら二階もあるらしい。

Img_5784_2 二階は、ゆったりとしたラウンジになっている。

なんともステキすぎるっ!

出来れば住みたいぐらいだっ!

コーフンを隠しきれない調査官Aは、
デジカメを手にあっちにフラフラ、
こっちへウロウロ。
まるで、動物園の白熊の如き行動を開始する。

・・・そんな不審なオンナの行動を、チラ見している他の客・・・

この日のアタシのいでたちは、
どっからどう見てもただのオバチャン。
おまけに、
どスッピン!

そんな怪しげなオンナが、
動物園の白熊のようにウロウロ・・・

そりゃ~見るわ!
チラ見するわ!

チラ見されている事は重々承知の上で
なおも不審な動きを続ける調査官A。

オーディオコーナへと近づき、並べられてあるCDを
「ふむ、ふむ。」と、
したり顔でうなずきながら眺めてみる。

がっ!実は・・・

じぇんじぇ~ん、わっかりましぇ~ん!

だって、スタレビ好だもぉ~ん!

・・・そんな訳で・・・

JAZZ好きの夫には「タマラナイ店」だと踏んだアタシは、
ヤリ手ババアの如く、
「ダンナ、ダンナ、イイ店がありやすゼ!」
と、持ちかけてみた。

アタシの思惑通り、即座に喰いついてきた夫。

そこで、

夫を従え、再度調査に赴くこととなる。

その模様は、次回ブログへと続く!

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2008年3月25日 (火曜日)

ポキランなオンナ・番外編(悩めるオンナ)

POKIは今、ひっじょぉ~に悩んでいる!

実は先日、ナイスなCAFEを見つけてしまったのである。

そして、例によって「お、お写真ダメですかぁ?」
と、オズオズと切り出したところ、
「いいですよ!どうぞ!どうぞ!」
と、これまた好感触で対応していただき
恐縮至極であった。

と、

ここらで少し矛盾が生じていることに
読者の皆さんはお気づきだろうか?

アタシは「ポキランガイド」の覆面調査官という立場である。

「覆面」というからには、
あくまでもその正体はバレてはいけない筈なのに
「お写真いいですか?」と、さぐりを入れるあたり
もう、
バレッバレなのではないだろ~か?

このオンナ、書くな!
この店の事、書くつもりやな!

・・・って、事が、、、

で、

またまた「検索」されて、
毒舌ブログ発見されて、

その後は・・・

・・・あぁ、やめておこう。
これ以上は、言わずとも・・・

そんな訳で、

ナイスなCAFEの記事を書きたいのはヤマヤマなのだが、
すこぉ~し「ほとぼり」ってヤツが冷めた方がいいような気もする。

今回見つけた「ナイスなキャッフェ」ってのが、
夫も好きそうなキャッフェでもあるし、
出来れば、「行きつけ」にしたいなぁ~・・・
なんて、思ったりもするし。

そうなると、先様のお怒りを買うことだけは
どぉ~しても避けたい訳で・・・

いや、簡単な事だ。

毒舌さえ吐かなければいいんだ!

って事は、わかっておるのだがね。
そこは、ホレ、なんだ、ソノ、
ついつい指が勝手にキーボードを叩いてしまう訳なんだな。

いくら「ナイスなキャッフェ」といえども
POKI的に見れば、「ツッコミどころ」ってヤツがあるんだなぁ~!

あぁ!ツッコミてぇよ!

おもっきりツッコミてぇ!

名前さえ出さなければ、検索は免れる?
いや、実名入りってのがスリルあるんだよ!

何だ、

アタシってば、「スリル」求めてんじゃん!

なら、書けよ!

・・・って、思うだろ?

あぁ、悩むよ・・・心底・・・悩む・・・
アノ「キャッフェ」の方たち、
シャレのわかる人かなぁ~?

Img_5700 悩めるオンナが作った昨日の夕食。

手作りコロッケ、サラダ、フルーツ添え。

毒舌ブログなので、
毒舌評価大歓迎っす!

アナタなら、POKIいくつ?

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2008年3月24日 (月曜日)

ポキランなオンナ達(その8の続き)

Img_5613 なんなんだっ!

イキナリのこのショボイ、メシの画像はっ!

もしや、これが「あすなろ」の日替わり定食の全貌かっ!

・・・などと、

早とちりしてしまった、オッチョコチョイのすっとこどっこいヤローはいるかな?

勘違いしてはいけない。

これは、ランチに行かないある日のアタシの昼食である。

普段のアタシは、こんな貧相な昼食を食べているのだ。

味噌汁・・・前夜の残り
ご飯・・・前夜の残り
いかなごのくぎ煮・・・実家のおかんから貰った物。

そして、「昆布の佃煮」。

これは、ダシを取った後の昆布を冷凍保存しておき、
ある程度たまったらこうして佃煮にするのである。
からめてあるカツオも、ダシを取ったダシガラの有効利用である。

なんともビンボー臭ぇじゃないっすか!
普段のアタシときたら「ダシガラ」喰ってるんすよ!

と、

決して毎日が「ランチ三昧」でない事を
さりげなくアッピールして好感度を上げる作戦を敢行したところで
前回の続きと参りたい。

・・・扉を開けるとそこは「異空間」・・・

場違いな雰囲気を感じつつ席に着く我々。

と、その時!

一人の男性客と目が合ってしまった。

そのオトコの風体が、
「これぞ正しきオタクの見本」とでもいうような・・・
多分、映画なんかのエキストラ募集で、
「求む!オタクっぽい人!」なんてのがあったとしたら、
間違いなく採用されてしまうような・・・

もう、どっからどう見ても
「正真正銘のオタク
・・・いや、掛け値なしに。

そんな、「オタク田オタ男」(仮名)と目が合ってしまった
チンピラ調査官B(めがねざる)は、

「ナニ?ココって、オタクの店?」

などと、大声を出しやがる!

「コラっ!声がデカイ!静かにしろっ!」
アタシは慌てふためき、
ドリフコントの「いかりや長介」の如くチンピラを諫める。

諫めてはみたが、時すでに遅し。
チンピラの声は「オタク田オタ男」(仮名)には
丸聞こえだったに違いない。・・・トホホ・・・

・・・店内に気まずいビミョ~な空気が流れる・・・

気まずい空気をビンビンに感じながら、
何気ない風を装いメニューに目を落とす。

な、な、なんと!

コーヒーが今どき「250円」!

なんなんだ!この安さはっ!

定食メニューも驚きの安さである。

Img_5463_2 見にくい場合は画像をクリックしてちょ。

ここは、大学の学食かっ!
社員食堂かっ!

・・・恐るべし「あすなろ」・・・

「あすなろ」の底力をまざまざと見せつけられた我々は、
驚きを隠せないままに今日の「日替わり」である、
「メンチカツ定食」を注文する。

Img_5464 出たっ!

メンチカツが3つ!

しかも、フルーツ付きである。

これにコーヒーまで付いてくる。
ライスは小盛りを注文したので、50円引きの450円。

アッパレとしか言いようがない。

早速、「メンチカツ」に喰らいつく。

ん?んん??んんん???

コレは・・・メンチカツ?・・・なのか???

この値段からして「冷凍物」であろうことは、
百も承知の我々である。
まさか、手作りのメンチが食べられるなんて露ほども思っちゃいない。

しかし・・・それにしても・・・

コレ?肉?ねぇ?肉なの?

キツネ色の衣をまとったその物体を箸で割ってみると、
何やら、白い、しろぉ~い、やけにしろぉ~い肉?
・・・らしき物が。

コレは一体、何の肉???

もう訳わかりましぇ~ん!

しかし、そこはソレ、450円だし。
・・・
と、ムリヤリ納得するしかない我々である。

我々がメンチに喰らいついている間にも
客はやって来る。
やはり入ってくるのは得体のしれないオッサンばかり。

オッサンA・・・どうやらカツ丼を注文した模様。
オッサンのカツの肉が気になるが
ここからでは肉の色まで確認できず。

そして、この店には似合わない若いカップルが来店。

ここでチンピラ調査官、またしても暴言を吐く。

こんな店に彼女連れはいけんじゃろ!
 しっかりせぇよ、彼氏!
 
あのカップルは別れるな!間違いねぇ!

って!オメーは予言者かっ!

チンピラ調査官の暴言は、これだけにはとどまらない。

アタシが、
「料理の写真撮ってもええかな?
 怒られんかな?」
と、ビクビクしながらデジカメを持ち出すと

「怒らんじゃろ~!あ○なろの分際で!
とまで言う始末。

・・・このオンナ、白衣の天使の皮を被った悪魔である・・・

それにしても・・・

何から何まで想定外の店「あすなろ」。
そして、想定外の暴言を吐く「ちんぴら調査官B」。

あまりの出来事に、度肝を抜かれっぱなしのアタシは、
タマシイまで抜かれ、ヘロヘロになりながら「あすなろ」を後にした。

もう、この店の評価はアタシにはムリっす!

ただ、「オタク田オタ男」(仮名)と、
別れる!と予言されたカップルの今後の人生に
どうか幸あれ!
と、祈るのみである。

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2008年3月22日 (土曜日)

ポキランなオンナ達(その8)

このブログをご覧の皆さん。
本日は悲しいお知らせがありますっ!

じ、実は、

この「ミシュランシリーズ」は、今回をもって終了!とさせて・・・

・・・頂きません!!!

そこに山がある限り!

・・・いや、そこに「飲食店」がある限り、
アタクシは覆面調査官としての任務を全うしてまいる所存でございます。

もとより、この「ポキランガイド」なんて、
ミシュランガイドとは違って、何の権威もござんせん。
POKIが1つだろ~が、3つだろ~が、
そこはソレ、全くの主観でありまして、
人それぞれ好みの問題であります。

たとえば、アタシが「POKI3つ」をつけている
「ルーアン」とて、めがねざるに言わせれば
「あたしゃ~、あんな店はど~でもエエ!」と、言う訳で。

音楽でも、J-POPの好きな人がいれば、
演歌好きの人もいる。

所詮、好みなんて、千差万別、十人十色ですからね。

っちゅ~訳で、

ハイ!POKIの独断毒舌辛口ブログ!
趣味は、ランチ巡りで辛口トーク。

そぉ~れ、ヒットエンドラ~ァン!
ヒットエンドラ~ァン!

バッティングセンターは、行きまぁ~せん~!
何故なら持病は神経痛。イタタ・・・
肋骨骨折の後遺症~!

・・・アタクシ、「鳥居みゆき」は嫌いです!(キッパリ!)・・・

誰ですか?

このオンナ、「懲りんタコやな!」言うてる人は?

・・・さて、

今回ご紹介するお店ですが、
岡山市は運動公園の近くにあるお店である。

こちらの店は、
調査官B(めがねざる)がかねてより「気になっていた」
との事で、早速調査に赴くことにした。

車を「ツシマモール」に停め、目的地を目指す我々。

調査官Bが、「ココ!ココ!」と指さす店は、
アタシの想像を遥かに超えていた!

想像を超えすぎていただけに、
肝心の店の外観の写真を撮ることさえ忘れてしまう。
この一件だけでも、アタシの動揺ぶりがうかがえるというものであろう。

とにかくビックリしました!

外観は「オシャレ度ゼロ!」である。
そりゃ~もう見事なまでに。
アタシなら、ウッカリと見落としてしまうような佇まいなのだ。

では、何故ゆえ調査官Bが「気になっていた」と言うのであろうか?

それは、

「日替わりランチ・450円~600円」の看板だ!
いまどき、450円~600円のランチて、あ~た・・・

この看板を調査官Bは、
自らが運転する車の車中より見つけたというのである。
恐るべし動体視力である。
これぞまさしく「調査官の鏡」とでも言うべきか!

果たして、この「日替わりランチ」の全貌とはいかに!

オシャレ度ゼロの扉を開け、
店内に潜入した我々を待ち構えていたのは
これまた想像を絶する
「異空間」であった。

店内は最近改装されたと見え、
外観の「オシャレ度ゼロ」に比べると案外とこざっぱりしている。

しかし、

壁は「レンガ風」を模した壁紙が貼られ、
床も「フローリング風」を模した床材である。

それはまあ、この際よしとしよう。
何しろ、外観が外観だけにな。

我々の度肝を抜いたのは、その客層である!

女性客は一人もいない。
店内は男ばかり、しかもリーマンではなく、
なんつ~の?職業・年齢不詳???・・・みたいな・・・

我々が普段調査に赴く先と言えば
見事なぐらいに女性客しかいない店が多いので、
これは全くの「異空間」である。

ココハドコ?アタシハダレ???
ヤバイ・・・間違えた?
アタシら浮いていますか?

我々は頭の中で自問自答しながら席に着く。

と、その時!

あ~!残念ながら、時間切れです。

この続きは次回のブログにて。

とりあえず、画像ないので地図だけ載せておきます。

Mk_map こちらです。

「鳥居みゆき」の画像はこちらから。

        ↓

http://www.youtube.com/watch?v=2570I3JFUdQ

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2008年3月18日 (火曜日)

ポキランなオンナ(その6)

気がつけばこのシリーズも、はや6回目である。
まさか、このお題でこれほどまでに引っぱるとは、
アタシも想定外であった。

ここで一つ弁明しておきたいが、
アタシが毎日「ランチ三昧」だと思ってるソコのアナタ!

ハッキリ言って、それは誤解である。

たまたま、・・・そう・・・たまたまランチの記事が続いただけである。
普段のアタシの昼食ときたら、そりゃー質素なものだ。
たいていは前夜の残り物だ。
それすらない時は、お茶漬けをすすったり、
海苔の佃煮やら、漬物で食べたりしているのだ。
また、それも面倒な時には、
「スナック菓子」が昼食代わり。
なんてこともある。

だから、

「ダンナには残り物弁当を持たせ、
 自分は毎日ランチ三昧の鬼のような嫁」
なんてイメージを持っているとしたら
それは、明らかに誤解であるのだっ!

・・・などと、弁解すればするほど
「鬼のような嫁」のイメージが固まりつつあるようだ
と、感じるのはアタシの思いすごしか?

さて、

「鬼のような嫁」若しくは、「嫁のような鬼」
のイメージが払拭された事を祈りつつ話を先へと進めたい。

~2008年3月15日~

この日、アタシは久しぶりに実家へ帰った。
ナニ、ダンナと喧嘩をして「お暇をいただきます!」
と、言った訳ではない。

実家にちょっとしたヤボ用があり、夫と二人で出かけたのである。

実家に帰る前に、アタシは「一仕事」するつもりであった。
いうまでもないが、その仕事とは
「覆面調査官」としての任務である。

Img_5449 今回のターゲットは、こちら。
岡山県和○町にある、「オムライスの店」だ。

まるでやる気のない佇まいであるが、
これでも4代続く「オムライス専門店」であり、
地元和気町では知らないヤツはモグリだっ!
と、言われているとかいないとか。

尚、「オムライスの店」と道路を隔てた反対側には、
こちらの4代目が経営している、BAN空間「和蔵」というのがある。

「和蔵」については、なおさんのブログに書かれているので
そちらを参考にして頂きたい。

http://blogs.yahoo.co.jp/naoaki63/48442198.html

さて、

話を「オムライスの店」に戻そう。

この店には幼少の頃、父に連れてこられた記憶がある。
その時には店内に「九官鳥」がいた事を
おぼろげながら覚えている。

だが、オムライスの味は全く記憶にない。

その後、高校生のおり
駅前の「福井堂」という菓子屋でアルバイトをしていた時に
昼食で食べた事がある。

だが、その時も味の記憶はない。

そんな訳で、アタシにとっては「ほぼ未知の味」である。

果たして、オムライス専門店のオムライスの味とはいかに!

ワクワクしながら、店内に入る。

九官鳥はもういない。
当たり前だ。・・・いたら怖い・・・

この店は地元岡山のテレビ番組「ニョッキン7」で
何度か紹介されたことがあり、
壁には「辻本茂雄」や「照英」のサイン色紙が飾られている。

そのせいかどうか、店内は満席であり、
我々はしばらく待たされる。
待っている間にも「お持ち帰り」のオムライスを求め、
客がジャンジャンやってくる。

我々の期待は、いやがうえにも高まっていく。

さて、

やっと客席へと案内される。

Img_5451 アタシは「昔ながらのオムライス・並」・・・スープ、サラダ付き700円を。

Img_5450 夫は「オムライス・デミグラスソース・並」・・・スープ、サラダ付き880円を注文。

Img_5453 オムライス専門店の「昔ながらのオムライス」の味は・・・
POKIが作るオムライスの味とあまり変わらない。

多分・・・多分な・・・

こんなことなら「デミグラス」にしときゃーよかったな。
と、悔やまれるPOKIである。

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2008年3月16日 (日曜日)

ポキランなオンナ達(その5)

「遅いっ!ヤツは一体何をしているんだっ!」

・・・我々は殺気立っていた・・・

約束の時間はとっくに過ぎているというのに
ヤツが現れる気配はなく、連絡もない。

「ったく!ボヤボヤしてるとランチタイムが
 終わっちまうじゃねぇかっ!!!」

我々の怒りは頂点に達しようとしていた。
人は空腹になると怒りのボルテージが上がるのだ。

そう、我々は「ポキランガイド」の覆面調査官。
今日もランチ調査のために待ち合わせをしているのだが、
調査官C(モンキー)が現れない。

時刻は午後1時を回ろうとしていた、
通常、ランチタイムは午後2時で終了だ。
まれに、2時半もしくは3時までやっている店もあるが、
限定何食なんて店もあるのでボヤボヤなどしていられない。

調査官B(めがねざる)は目を血走らせ、

「何しとんねん!連絡も寄越さんと、
 ナメとんかこらぁ!!!」


と、毒づき始める。

その姿は紛れもなく「チンピラ」だ。
まさか、本業が「白衣の天使」・・・とは誰も思うまい。

この日、調査官Cは午前中ヤボ用があると言っていた。
しかし、そのヤボ用は正午頃には終わる予定なので、
終わり次第連絡が入る手筈になっていたのだ。

だが、ヤツからの連絡はまだない。
時計の針は無情にも時を刻み続ける。

「オイ、コラ、ええかげんにせぇよ!
 いてまうどボケ!」

チンピラがまたもや吠える。

・・・いや、実際にはこれほどまでの台詞はなかったと思われる。・・・

そこは、しかし、アレだよ、ホレ、
ここは一つ、こう書く方が臨場感あるかな・・・と、

まあ、少し脚色されていることは確かだが、
我々の心情としてはそれぐらい殺気立っていたという事で
御了解頂きたい。

さて、

我々を散々待たせた調査官Cからの連絡が入ったのは
午後1時半頃のことであった。
タイムリミットまであと30分。

我々は殺人現場へと急行するデカの如き素早さで行動を開始したっ!

約15分後、ようやく現場に到着。
白い手袋をはめ、「立ち入り禁止」のロープをまたぐ。
野次馬で騒然とする現場。
シートをはぐると、そこには無残にも絞殺されたホトケの顔がっ!

・・・あるわけない!

つーか、俺、デカじゃねえし。
(ここんとこは、ダイハツ・ミラのCMに出てくる
 「柳楽優弥」っぽく読んで欲しい。)

現場は岡山市某所にある、cafeである。

マンションの1階に店を構える、明るく開放的なCAFEである。

Img_5445日替わりランチは、限定30食。
この日は鶏の竜田揚げ、830円也。

Img_5446 コーヒー&デザート付きでプラス150円である。

開放的で清潔、そこそこオシャレな店内。
しかし、ありがち。
これというインパクトはない。

調査官A(アタシ)が好むのはオープンテラスがあるようなCAFEである。
しかし、それは「見た目」の話。
実際にはテラスなんかには座りたくない。
夏は暑いし、冬は寒いから。
(残念ながらここにはテラスはない。)

テラスはないが、接客態度は「グー!」である。
(ここの「グー!」は、エド・はるみ風に)
ただ、珈琲を紅茶と聞き間違えられたので、
とりあえず新喜劇風に、ずっこけてみた。

料理の味も悪くはない。
悪くはないが良くもない。
つまり、これも「ありがち」。

この店の印象を一言で例えるなら、「無難」ってとこだろうか。

という訳で、総合的に判断したこの店の評価は
ズバリ!「POKI・1個半」というとこか!

その理由は、無難な割に値段が高い!
さらに言うなら、これぐらいの料理なら
アタシでも作れるということである。

どう?今回は厳し過ぎるかい?

Img_4417今回は厳しいオンナが作った、いつかの夕食。
鶏のさっぱり煮と、サラダのつけあわせ。

「これぐらいの料理ならアタシでも作れる!」
などと豪語した割にショボイ。

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