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2018年3月

2018年3月29日 (木曜日)

フェスるオンナ、完結編

〜前回からの続き〜

さて、
Zステージのトリだったアジカンも堪能し、
ワタシのレディクレも幕を閉じようとしていた。

いや、
レディクレは家に帰るまでがレディクレなのだが、
まぁ、
ここはひとまず打ち上げよう。

というわけで、
この日の宿泊先であった某ホテルにチェックインを済ませ、
2017年も押し迫った師走の街へと繰り出したPOKIとモレノ。

時刻は既に23:00頃。
Liveの余韻をビンビンに引きずりながら、
某居酒屋へと鼻息も荒く殴り込む。

席に案内されオーダーを終え一息つき、
そういえばまだ手首にリストバンドしとったな。
と。

名残惜しいがコレも外さにゃおえん。
この後風呂にも入るしな。

で、
二人して、各々のリストバンドを外そうとするが、、、
コレが外れんのんよ。

ははぁ〜ん、
コレ、転売対策として、
なかなか外れんような仕組みなんじゃな。
と感心していたが、
どんなに引っ張ってもホンマに外れん。

え?
マジ?
焦る我々。

ど〜するんコレ?

焦りつつも「リストバンド外し方」
でネット検索してみると、
「一旦装着したらハサミで切る以外ない!」
と、あまりにも無情な結果しか出てこない。

いやいやいや!
大切な思い出の品を、
ハサミでちょん切るなんて、
そんなご無体やありまへんか!

しかも、
ハサミなんか持ってへんし!
(普段のワタシなら仕事で必要なのでいつも持っている。)

コレ、
このままにして風呂入って、
ビショビショに濡らして、
でもって、
「オマエ、リストバンドなんかして何浮かれとんねん!」
言う体で職場直行せなあかんのん?

途方に暮れる我々。

心なしか、
外れんようにと締め付けたリストバンドが、
グイグイと手首を圧迫してくるような気がしてくる。

コレ、
朝になったら鬱血して、
指先がムラサキ色になっとんちゃうん?

まぁ、
それも仕方ない。

素敵な(いや決して素敵とは言いがたい)旅のおもひでだ。

と、
早々に諦めムードのワタシ。

しかしモレノは、
何が何でもリストバンドをちょん切る事なく外そうと躍起になっていた。

隣の席ではカップルが良いムード。
でもそんなのカンケーねぇ!

モレノ、
リストバンドに箸を突っ込み何やらグリグリしている。
どうやら箸が通過した模様。
でも外れない。

モレノ、
箸を二本に増やす。
箸、途中で抜けなくなる。

手首に巻いたリストバンドに二本の箸が突き刺さっている。

モレノ、
突き刺さった箸を抜こうとテーブルの角でガンガンしている。
しかし、箸は抜けない。

箸は居酒屋の備品。
それを手首のリストバンドに刺したまま帰るのか?
それって立派な箸泥棒やん。

あぁ、モレノのヤツ、
アホなことしてもうたな。

ワタシはココロでそうつぶやいていた。

しかし、
執念の鬼と化したモレノは、
グリグリ、ガンガンとやり続け、
ついに!
リストバンドをちょん切ることなく手首から外したのであった!

「やった!外れた!」
大事業をやり終えたかの如く清々しい表情のモレノ。
チミのその執念に乾杯だ!

そして、
「POKIのも外そうか?」
と言うのだが、
わたしゃ箸はイヤじゃ。
外れんなって箸泥棒をはたらきたくない。

ワタシの心中を察したのかモレノ、
今度はフォークでグリグリやりだした。

もうコツをつかんでいたのだろう。
ワタシのリストバンドは、程なく外れた。

「やった!外れた!」
モレノの執念のお陰で、
リストバンドの呪縛から解き放たれた我々。

しかし、疲れた。
打ち上げの記憶は、
何を食べたか何を飲んだか、
そんなことは一つも思い出せない。

「箸とリストバンドとモレノ」
の記憶しかない。

「部屋とYシャツと私」ならヒット曲も出来るが、
「箸とリストバンドとモレノ」
では、どんな曲も出来やしない。

だが、モレノの奮闘の甲斐あって、
大切な思い出の品は、
ちょん切られる事なく、
ワタシの「チケット缶」の中に眠っている。



タワレココラボのスピッツcaféのコースターと、
30/50@広島で当たった「スピッツ賞」のレシートと、
同じく広島で「正夢」の曲の時に、
天井からヒラヒラと舞い降りた紙吹雪と共に。



こうしてまた一つ、素敵な思い出が出来た。

今回は初の電子チケットだったが、
これから先、電子チケットなるものが普及したら、
転売対策にはなるかもしれんけど、
こんな風に思い出として仕舞っておくことは出来んなぁ。

それは、ちょっと淋しいな。

スピッツまみれで終わったワタシの2017年。

今年はGO!スカもあるし、
またスピッツとの新しい思い出を積み重ねていくのだろう。

GO!スカ、
娘と一緒のところが当たればええがのぅ。

いや、
贅沢は言わん。
どうか、落選なんて、
哀しい思いだけはさせないでおくれよ。

そして、
スピッツだけでなく、
いろんなアーティストのLiveに行きたいなぁ。

出来ればポチも押して欲しいなぁ。


  


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2018年3月23日 (金曜日)

続々続々続々続々、フェスるオンナ

〜前回からの続き〜

さて、
念願だったスピッツのステージが終了した。

年末の慌しい時期に、
スピッツに会いたくて大阪までのこのことやって来たPOKI。

初めての電子チケット、
初めてのオールスタンディングのフェス、
そして、
大阪泊の後、
朝イチの新幹線で帰岡にて職場直行というハードな行程。

それに付き合ってくれたモレノには、
ただただ感謝しかない。

2017年を振り返ると、
まさに「スピッツまみれ」の一年だったなぁ〜。
(遠い目)

と、
遠い目をしている場合ではない。

レディクレ の記事もまだ完結していないし、
先送りしている30/50ツアーの記事、
(広島編の完結と大阪編)
もまだ書き終えていないし、
年明け早々に行ったキュウソLiveの事も書かなくてはいけないのだった。

さて、
話をレディクレ に戻すと、
スピッツ終了後も続けて「Suchmos」のステージを観たいところではあったが、
(ワタシは好きではないが、娘がファンで、
Liveを観に行った娘が「YONCEがカッコええ!」
としつこいくらいに言うので)
それ以上にラストのアジカンを見る気満々だったので、
一旦休憩のためZステージを出ることにした。

ここまで、
KANA-BOON、クリープハイプ、KEYTALK、
そしてスピッツと立て続けに観ていたので、
そろそろ、オティッコタイムも必要だったし、
いやしい我々としては、
モグモグタイムも必要であった。

というわけで、
アジカンに備え万全の体制を整える。

オバハンなのでムリは禁物である。
しつこいようだが、
フェスは家に帰るまでがフェス。
途中で倒れるわけにはいかないのだ。

実はキュウソも観たかったのだが、
アジカンと時間が被ってしまうので泣く泣く諦めた。
まぁ、キュウソは年明けに行くしな。
それよりもアジカンだろう。

オティッコタイム、モグモグタイムを終えた我々は、
再びZステージへと潜入。

アジカンの演奏も前の方でと思ったが、
スピッツのステージで前方の音響の悪さに辟易していたので、
前方よりやや後ろの辺りで観る事に決めた。

結論から言うと、
アジカンのステージは圧巻だった。

ワタシの個人的な感想だが、
この日はスピッツよりもアジカンにグッときた。

音響も良かったし、
セトリも申し分ない。
好きな曲だらけだった。

初めて行った2015年のWonder Futureツアーでは、
ゴッチは殆ど喋らず、
アジカンていつもこんな感じなのかと思っていたが、
この日のゴッチは饒舌だった。

そして何より演奏がカッコいい。

どこのバンドとは言わないが、
女子受けする様なビジュアルを意識することもなく、
ただ音だけで勝負しているような、
飾らないアジカンの面々(とりわけゴッチ)の、
音に歌声にヤラれた。

最近は似たようなバンドが多い中、
アジカンは本当にアジカン以外の何者でもないなぁ。
と思った。

ゴッチの歌声はワタシの好きな声ではない。
だけど、ゴッチにしか出せない、
唯一無二の歌声だ。

実を言うと、
ワタシ、ゴッチ以外のメンバーの名前は知らない。

これはスタレビの時もスピッツの時も同じで、
そのバンドが何人編成なのか、
ボーカル以外のメンバーの名前は何なのか、
始めのうちは全然知らなかった。

さすがに今でこそ知ってはいるが、
あまりそういうの気にしないというか、
曲名や歌詞にしても詳しく調べたりしないので、
曲名もわからないのがあったり、
歌詞は未だに耳コピで間違えて覚えていたりする。

アジカンも曲ありきなので、
メンバーの名前については興味ないのだが、
(顔はわかるけどな)
そろそろ本腰を入れて調べてみようかと思っている。

もちろん、
名前は知らなくても、
彼らの奏でる音にはヤラれまくっている。

ネットで「アジカン 演奏力」で検索してみると、
面白い記事を見つけたのでリンクを貼っておく。

https://basement-times.com/post-1338/

まさにアジカンは「もっさりバンド」だ。

カッコええオトコがカッコええ曲をやったとて、
それは当たり前にカッコええだけだ。

だからワタシは福山雅治のLiveには行かない。
ましゃのビジュアルはどストライクなのだが、
「どうせカッコええんじゃろ?つまらん!」
と思ってしまう天邪鬼なので、
Liveでましゃを観たいとは思わないのだ。

スタレビはビジュアル的には残念な
ただのオッサン集団、(失礼極まりない!)
要さんなんて、
あの顔なのに、(ホンマ失礼だな!)
あの歌声とか、もう卑怯としか言いようがない。


スピッツはミスチルと比べると華がない地味バンド。
(これまた失礼だ!)
だけど、よく見るとマサムネさんは素敵な顔立ちをしている。
あの瞳に見つめられたら死んでもいい。

結成30周年という大御所なのに、
いつも謙虚で大御所感も出さず、
常に若手バンドの音楽にも興味を示し、
一緒のステージに立つ。

たまにテレビに出ると、歌い出しを間違えたりして、
ワタシをハラハラさせる初々しさ。
卑怯だ!卑怯すぎる。

そして、
もっさりゴッチ。
悪いけど全然イケてない。
ドラムやギターの人達(名前知らない)
の方がよっぽどカッコええ。

つまりは、
この3バンドがワタシを魅了する秘密は、
「ギャップ萌え」この言葉に尽きるのだ。

そして、
アジカンの楽曲は歌詞もタイトルも文学的だ。
「十二進法の夕景」
「踵で愛を打ち鳴らせ」
「転がる岩、君に朝が降る」
「君という花」
どれも小説のタイトルになりそうだ。

「サーフ ブンガク カマクラ」のアルバムは、
曲名に江ノ島電鉄の駅名がつけられており、
その曲名だけで、小説の章のようだ。

この曲名を見るだけで、
どんな物語が展開されるんだろうとワクワクしてしまう。

アジカンは今年はライブハウスツアーをやるので、
行きたいんだけど、
果たしてチケット取れるんかなぁ?

あの演奏を小さなハコで観てみたい。

どこのバンドとは言わないが、
大きなところでしかしない様なバンドには全く興味がない。

そこそこ人気もあるのに、
(ちょ!そこそこって失礼だな!)未だにライブハウスツアーをするなんて、
よっぽど演奏に自信がなければ出来ない事だと思う。

いろんな演出に頼ることなく、
音だけの勝負になるであろうライブハウス。

そこでやろうとするアジカン万歳だ!

アジカンセトリ

1、サイレン
2、Re:Re:
3、スタンダード
4、荒野を歩け
5、リライト
6、Eatser
7、ソラニン
8、今を生きて

アンコール
君という花 (with 谷口鮪)

最後にアジカンの外国公演の動画を貼り付けておこう。

あ、
スマホからの動画貼り付けがわからん。
リンク貼っとく。

https://youtu.be/Mj9yc_TmdL8

カッコ良すぎて鼻血が出そうだ。

今回はアジカンについて熱く語ってしまったが、
ワタシのスピッツ愛はもちろん「醒めない」。

今年はGO!スカもあるし、
楽しみはまだまだ続く。

そして、
このシリーズもまだ続く!

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2018年3月13日 (火曜日)

続々続々続々続、フェスるオンナ

〜前回からの続き〜

さて、
KEYTALKの演奏も終了した。

いよいよ「スピッツ」の登場であるっっっ!!!

ワタシは更に更に前へと進もうとするが、
お、おえん、
既に人口密度は大変なコトになっており、
アタマの中に「圧死」の文字がよぎる。

オバハンなのでムリはいけない。
少し進んで立ち止まり、
無念だが、これ以上の前進は諦めた。

フェスは家に帰るまでがフェスである。
無事故で家に帰りつかなければいけないのだ。

それに、
今この場所にいられる事、
それこそが幸運なコトである。

当たらないと思っていたレディクレ のチケット、
それが当たっただけでもう充分ではないか!
なぁ、そうだろう?
(誰に聞いとんねん。)

モレノは少し後ろの安全地帯に避難していたため、
お一人様でスピッツの登場を今か今かと待ち侘びる。

そしてっ!

つ、つ、つ、ついに!!!

ジャジャーーーン!

オープニングは、
「空も飛べるはず」。

すぐそばにいた若い男の子たちから、
「おぉぉ〜!」
と言う歓声が上がる。

背の低いワタシは、
マサムネさんの姿もチラリチラリと見えるだけ。

でも、それよりも、
ワタシは音響の悪さがとても気になった。

30/50ツアーでは、
スピッツって何て音のバランスの良いバンドなんだろう。
と思っていただけに、
コレはちょっと悲しい。

もっといい音で聴きたかった。

結局、
最初から最後までずっと音響の悪さは変わらなかった。

ワタシのいる場所が悪かったのか、
後ろの方はどうだったんだろう?

周りにいた男の子たちは、
「楓」の時も歓声を上げていたが、
ワタシはずっと、
「スピッツの音ってこんなんじゃないんだよ。
もっともっと素敵な音なんだよ。」
って事を、
この日初めてスピッツの音を生で聴いた人たちに伝えたい気持ちでいっぱいだった。

生意気な感想ですみません。

でも本当に、そう思ってしまったのだから。

この日、
マサムネさんは結成30周年だと言う事にも触れられ、
自分たちのことを「ご長寿バンド」だと仰っていたが、
確かに、
30年間、一度のメンバーチェンジも活動休止もなく
続けてこられた事、
本当に凄いと思う。

スタレビも活動休止はないが、
途中、メンバーチェンジはあるし、
それを思うと「THE ALFEE」は凄いよなぁ。

今でもメンバーチェンジなしで現役バリバリ。

そして、
いつも驚くのが、
タカミーのあの髪型!

あの歳でアレは凄い!
本当に凄い!

THE ALFEEを見ていると、
希望が湧いてくる。

スピッツの面々もまだまだやれるよなぁ。

ワタシの中で、
年齢を感じさせないオッサンと言えば
(オッサンと言っている時点でかなり失礼だが、)
THE ALFEEのタカミーと京本政樹である。

この二人は全く衰えないよなぁ。

きっと血圧がどうのとかいう話題からも無縁なのだろう。
(まぁ、本当のところはわからないが。)


余談になるが、
ワタシは昨年の11月に受けた職場の健康診断で、
「高血圧」と言われてしまい、
何とか自力で血圧を下げようとクロレラを飲んでみたりしたのだが、
先週、あまりにも調子が悪く、
胸の痛みなどもあり病院へ行ったところ、
血圧が190もあり、
医者にアッサリと「薬を飲みましょう。」
と言われてしまったのである。

これには凹んだ。
相当凹んだ。

自分ではまだまだ若いつもりなのに、
高血圧だなんてシャレにならん!

ワタシは今、血圧の薬を飲みながら、
朝に晩に血圧を測る毎日である。
とほほ...

おまけに、
病院でもらったとしか思えないのだが、
インフルエンザに罹患してしまい、
仕事を5日間も休んだ。

インフルなので、
外に出るわけにもいかず、
家族にうつってもいけないので、
自分から隔離政策をとり、
熱が出たのは1日だけで、
する事もなくヒマを持て余す生活をしていた。

いくら5日間も休みがあっても、
ただただ不毛であった。

と、
ワタシの血圧とインフルエンザ事情なぞどぉ〜でもよいな。

とにかく、
スピッツの皆さまには、
ご長寿バンドとして益々頑張ってもらいたいものだ。

スピッツセトリ

1、空も飛べるはず
2、みそか
3、野生のポルカ
4、子グマ!子グマ!
5、アポロ (ポルノグラフィティ cover)
6、楓
7、さわって・変わって
8、8823
9、ヒバリのこころ

本当はもっと感想を書けばよいのだろうけれど、
とにかく音響の悪さのことしか語れない。

それがとにかく残念である。

というわけで、
スピッツのステージは終了したが、
レディクレの記事はまだまだ続くよ。

ポチして続きを待て!


  


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