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2017年3月 2日 (木曜日)

醒めないオンナ 倉敷編 epi.8

〜前回からの続き〜
醒めないツアーファイナル@倉敷、
14曲までが終了した。

15、楓
のっけから暗い話題で申し訳ないが、
2013/11/18 愛犬のLEOが旅立った。
8歳と9ヶ月だった。
脳腫瘍と診断され、1年と9ヶ月の闘病の末亡くなった。

倉敷の動物病院でCT検査を受けての診断は、
このまま何もしなければ2、3ヶ月、
手術は出来ないし、
放射線治療での延命しかないと言われた。

動物は寿命が短い。
いつかは別れが来ることもわかってはいたが、
それを覚悟するにはまだ早い年齢だった。
しかも、後2、3ヶ月の命だなんて...
LEOのいない人生なんて、考えられないと思っていた。

一縷の望みをかけて井原の病院まで放射線治療に通った。
治療も終わり腫瘍は少し縮小したが、
消えたわけではなく、
それから痙攣発作を起こしたり、
やがて目も見えなくなり動く事も出来なくなった。

亡くなる数ヶ月前から毎日動物病院で点滴もした。
それがLEOにとって良いことかどうかもわからず、
ただ、自分の自己満足の為だけの行為だったかもしれない。

精神的には常にギリギリの状態だったと思う。
いつまでこんな状態が続くのか、
でもだからと言って、
LEOがこの世の中から居なくなるなんて考えたくなかった。

そんな私の心の支えがスピッツだった。
LEOの闘病中も亡くなった後も、
スピッツの楽曲に、マサムネの歌声に、
どれだけ救われていたかわからない。
形のない「音楽」と言うものに、
これ程助けられた事は今までなかった。

ただ、
「楓」の曲を聴くたび胸が苦しくなった。
その歌詞にLEOの姿を重ね合わせてしまうから。
この曲を聴くたびにLEOの居なくなる日を考え、
亡くなった後はLEOを思い出してまた泣いた。

治療に通った井原の街も
私の中では悲しい思い出の地でしかなかった。
そんな事がなければ、風情のある素敵な街なのに。

それでも時が経つにつれ、
ほんの少しずつだけれど、
LEOの事もあまり思い出さなくなった。
一緒に居て楽しかった月日の方が長かったのに、
悲しい事ばかり思い出すのは何故なんだろう。

その後、娘と井原に行く機会があった。
私は車で聴く為に
CDにスピッツの曲を入れて持って行く事にした。
でもその時、「楓」だけはどうしても入れられなかった。

あれからまた時が流れて、
今では「楓」を聴いても泣かなくなったし、
カラオケでも歌えるようになった。

♪〜さよなら 君の声を 抱いて歩いて行く
ああ 僕のままで どこまで届くだろう〜♪

マサムネにピンスポットが当たって、
アカペラで歌うこの部分、切ない。

きっと私は、
LEOの思い出を抱いて歩いて行くんだろうな。
これからも、ずっと。

そんな事を思いながら楓を聴いている。

音楽とは形のないもの。
でも時には人を勇気づけたり、
慰めたりもする。

アーティストのLiveにはいろんな人が来る。
その一人一人に人生があり、
中には辛い出来事を背負っている人もいるだろう。
そんな人達が好きなアーティストの曲を聴いて、
「いろいろあるけれど、
明日からまた頑張ろう。」
と思えたとしたら
凄く素敵な事だと思う。

私にとってスピッツの楽曲は正にそんな存在である。

「楓」の曲だけで、
長々と暗い事を書いてしまった。

気持ちを切り替える為に、
今日はここまで。
http://www.youtube.com/watch?v=YapsFDcGe_s&feature=share




  


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