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2012年1月23日 (月曜日)

続・染みるオンナ

~前回からの続き~

さて、

前回のライブで、

MCの途中で「オティッコタイム」に突入するという、

誠に悲しい経験をしたババァPOKI。

今回はその轍を踏まぬ為にも、

事前にトイレを済ませておくことが重要である。

いや、

前回もそうしたのだが、

結局最後までもたなかった。

去年よりも確実に老いている体で、

果たしてどれほどもちこたえるコトが出来るのかっ!

一抹の不安を抱えながらも、

開演のベルが鳴り、

いよいよ「ツボさんライブ」が始まった。

今回のお席は、

チケット発売と同時に購入したので、

前回よりもかなり出世していた。

アタシはこのライブを自分が楽しむことはモチロン、

今回初めてツボさんの生の歌声を聴くHさんや、

ふきのとう以来、久しぶりに聴くNさんが、

「楽しいライブだった。

 ツボさんの歌声は素晴らしかった。」

と、思ってくれるようなライブになることを、

ひたすら祈っていた。

ツボさんの歌声は、

初めは少し出にくいようだったけど、

喉が温まってくるにつれ、

あの、爽やかで優しく美しい歌声になり、

目を閉じて聴いていると、

とても、

今年還暦を迎えるというオッサン(←失礼な!)の声とは思えないほどだった。

あの日からもうずいぶんと時間が経っており、

細かなことは思い出せないけれど、

その中で心に残っているのは、

かつてツボさんのご両親は

身内の方と共に旅館をやっていたことがあり、

幼少期は大家族の中で育ったこと。

お父様の転勤で小学校の低学年の頃引っ越しをして、

家族だけで暮らすようになって初めて家庭らしさを実感したこと。

その頃のお母様がいきいきしていたことや、

クリスマスプレゼントを初めてもらったのも、

家族だけで暮らすようになってからのことだったというお話。

これはアタシの想像だけど、

旅館をやっていた頃は、

お母様にとっては嫁姑の確執や、

客商売の大変さや、

そんなものがあって、

気の抜けない毎日だったのではないだろうか?

家族だけで暮らすようになって、

初めて穏やかな日々が訪れて、

その頃のことを語るツボさんの、

「お袋」という言葉の響きがとても優しくアタシの心に残った。

そして、

数年前に亡くされたお母様のことを思って作ったという「追想」。

その曲の歌詞がとても心に染みて、

涙が後から後から溢れてきた。

初めてこの曲を聴いた時も、

「いい歌だなぁ~!」

と、思ったけれど、

この日はことのほか染みたなぁ。

隣に座っていたNさんも、

頬の涙をぬぐっておられたような気がした。

きっと、

大阪で暮されている、

ご高齢のお母様のことを思い出されていたに違いない。

Nさんのお母様は今、体調が思わしくないようで、

先週の週末からNさんは大阪に帰省されている。

アタシもNさんのお母様が回復されるよう祈っている。

↑「追想」は2曲目。4:10から。

そして本日、

お母様がICUを出られて一般病室に移られたという、

嬉しいニュースをお聞きした。

と、同時に、

ご主人が転勤族のNさんが、

3月で名古屋に転勤されるというニュースもお聞きし、

ヒジョ~にショックを受けている。

ガ~ン!

ガァ~ン!!

ガァァァ~ン!!!

Nさんとはたった3年間だったケド、

本当に仲よくしていただいたし、

Nさんから学んだこともたくさんあった。

名古屋に行かれてもその美貌と、

お優しい人柄で周りの人々を魅了して欲しい。

・・・と、美しくも優しくもないPOKIは、

Nさんの益々のご活躍を陰ながらお祈りしている。

そして、

またどこかでツボさんの歌声を聴く機会があれば、

岡山にPOKIという変なオンナがいたことを、

ほんの少しでいいから思い出して欲しい。

あぁ、

それにしても、

Nさんの転勤はとてもショックだ・・・

ショックではあるが、

ツボさんライブの話は次回へと続くのだ。

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