テアトロンで燃え尽きたオンナ ２００８～夏～・Ｐａｒt２（ネタバレなし）

軽くカロリーオーバー気味で

四国へと上陸したアホ三姉妹。

例年通り志度ＩＣで降り、一路「テアトロン」を目指す。
４度目ともなると、もはやこの道程も通いなれたもの。

車窓を通り過ぎる懐かしき景色に、
今までのテアトロンの思ひ出を振り返る我。

・２００５年～夏～　
　テアトロン初参加。
　この時はまだ「フラッパー」でなかったため、
　一般発売にてチケットをゲットしたのだが、
　なんとラッキーな事に、一番端っこながらＬサイド１列目。
　かっぺの我々は、「初めての土地で迷子になっては！」
　と、あまりに早く到着しすぎたため時間を持て余し、
　加えてあまりの暑さにライブ開始前にどっと疲れる。

　娘を「エエとこ連れてったるわ。」　と、そそのかし同行させるも、
　ビジュアル的にムリだったオッサンライブと、
　帰りの退場地獄にヤラれ、
　「もう２度と行かん！」と、生涯不参加宣言をくらう。

・２００６年～夏～
　直前に、研修とやらで参加が危ぶまれためがねざるであったが、
　どうにか参加決定。
　運転要員にと、ＰＯＫＩ夫を抜擢したものの、
　あまりの危険運転に（ヤツの運転は普段からそうであるが）
　肝を冷やし、生きた心地のしなかった我々。
　
　ライブが始まると、夫は完全にアウェー状態で、
　一切立ち上がることなく、ライブ終了後は、
　「みんなおんなじ振り付けで踊るのが怖い。」
　との感想を漏らす。
　しかし、「やっぱ、生で聴く音楽はエエな。」
　と、一応フォローのコメントを寄越す。　

・２００７年～夏～
　あまりの暑さに危うく熱中症になりかけるモレノ。
　夜勤明けのめがねざるは、寝不足で腹にガスがたまり
　ヘロッヘロで踊ることもままならず。

・・・と、まあこのような思ひ出が、
アタシの脳裏を走馬灯のように駆け抜け、
深く感慨に浸りながらも、今年のライブに思いを馳せる。

果たして、今年はどんなすんばらしい思ひ出を
我脳裏に刻みつけることが出来るのかっ！！！

ところで、

去年、危うく熱中症になりかけたモレノだが、
今年も懲りることなく参加を表明し、
ドライバー役までかって出てくれた。

かといって、

モレノはスタレビのファンでもなんでもない。
なのに、スタレビライブはこれで通算５度目である。
付き合いがいいにもほどがある。

しかも、去年死にかけたテアトロンに
今年も性懲りもなく参加したがるモレノ。

オマエの目的はなんなんだっ！

「あの暑さが好きなんよ！」

・・・って、もしかして、オマエはドＭか？
そうか？そうなんだろう！！！

などと、

くっだらない事を書いているうちに、
どうやら「テアトロン」へと到着したようだ。

・・・と、言っても、

大串公園内の駐車場に到着したにすぎない。

戦いはこれからである。

我々は駐車場から、ダラダラと果てしなく続く坂道を登り、
頂上へ到着したかと思うと、
またもやダラダラと果てしなく続く坂道を
下らなくてははならないのだっ！

ライブ会場である「テアトロン」は、
そんな過酷な道程の遥か先にある。

しかも、

今年は去年よりも遅く到着したため、
さらに遠くの駐車場へと誘導され、
地獄の行進は去年以上の過酷さであった。

おまけに、

開演時間も迫っており、周りの景色をカメラに収めることも出来ず、
ひたすらに歩き続ける。

そして、ようやく。

頂上到着～！

だが、

戦いはまだ終わったわけではない。

今度は下って下って、さらに下っていかなければならない！

こちらのテントの先に、ようやく姿を現すテアトロン。

あぢぃ～！！！

死ぬぅ～！！！

・・・などと、叫ぶ気力もなく、
死んだ魚のような目でひたすら下り続ける我々。

その先に待っている、

「憧れの聖地」目指して、

ただ、ひたすらに！！！

・・・続く。

　　　　　　　　↑
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